マイクとスマホを直接ケーブルでつなげなくてもワイヤレスでビデオに高品質の音を取り込めるというものだ。
・スマホ映像に自動シンク
Mikme Pocketはポケットに入れられるサイズのデバイスと、マイクのセット。マイクは、テレビのトーク番組出演者が付けているような小型タイプで、襟元などにクリップで取り付け、マイクとケーブルで繋がったデバイスはポケットなどに入れて使用する。
デバイスと、アプリをダウンロードしたスマホはBluetoothで接続し、スマホで撮影したビデオにMikmeの音は自動でシンクする。Bluetoothを介してのシンクにも関わらず、音質は44.1kHz/24-bitだ。
ちなみに同じスマホに複数のMikmeを接続させることができるので、たとえばインタビュー相手が2人という場合もそれぞれにマイクをつければ2人の声をきっちりと拾える。
・映画制作にも活躍
また、Mikmeは単独マイクとしても利用できる。16GBのメモリが内蔵され、そこに音を保存する。この場合、96kHz/24-bitで音をとらえることができる。
つまり、ビデオカメラと使えばさらに高画質・高音質のビデオになり、映像ブロガーはもちろん、映画制作にも活用できる。
動画撮影時は、カメラの操作で忙しくなりがちだが、Mikmeはスマホから録音開始・停止や各種設定をコントロールできるので単独で撮影するときには特に重宝する。
Mikme PocketのKickstarterでの出資額は現在249ユーロ(約3万円)〜。なかなかの額だが、真剣に映像コンテンツに関わっている人は検討してみてはどうだろう。出資は7月24日まで受け付ける。
Mikme Pocket/Kickstarter