「自分でハンドルを握りたい」「運転は車に任せたい」というどちらの要望にも応えるもので、ハンドルを握る場合でも最先端の技術が運転をサポートする。
・トップスピード時速300キロ
ドイツ・ミュンヘンで開催されたBMWの次世代会議で披露された。写真やビデオをみると、まずは斬新なカラー配置に目がいく。大半はメタリックシルバーなのだが前後のみネオンオレンジで、車輪も前後で異なったものとなっている。
デザインは全体的にいかにもスポーツカー。もちろんパワーもある。ガソリンと電気のハイブリッドで出力は最高600hp、時速100キロまでの加速にはわずか3秒しかかからない。トップスピードは時速300キロだ。
・ドアは顔認証で
一方で、最先端の技術を搭載しているのもVision M Nextの売り。たとえば、ガルウィング式のドアは顔認証で開く。またARのヘッドアップディスプレイがあり、デジタルダッシュボードディスプレイには各種情報がリアルタイムに表示される。
ビデオをみると、駐車場などで呼び出したところに車が自動で来る機能もあるようだ。
次世代とうたうように、先端テックをフル活用しているこのコンセプト、こちらの公開ビデオで未来感を味わってほしい。
BMW
(文・Mizoguchi)