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食品ロスを減らす賞味期限管理トラッカー「Serva」はNFC対応製品

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「フードロス」は世界的な社会問題だ。大量の食料が日々廃棄される中、その食料にすらありつけない人々も存在する。

一般家庭にとっても、その問題は関係のないことではない。フードロスを減らすには、冷蔵庫にある食材を計画的に使い切る工夫が求められる。

ここでは「Serva」という製品について解説しよう。これは容器の中の食材を管理するためのNFCタグである。

・食材をアプリで管理

パスポート、免許証、クレジットカードなど、今やNFCは様々なものに組み込まれている。これを食材管理に応用しよう、というのがServaのコンセプトだ。

NFC対応スマートフォンに専用アプリをダウンロードし、そこで入力した食材の種類や賞味期限等の情報をServaに転送する。そのセルバは収納容器に接着されていて、スマホから中身の食材の状態が把握できるという仕組みだ。

賞味期限が近づくと、アプリが通知を出してくれる。これで食材を残さず使い切ることができる。

このServaは防水仕様で、コップの中の水に落としたくらいでは故障しない。また、様々な容器や密閉パックに貼り付けることができる汎用性も有している。

・問題解決の第一歩

Servaのシステムをフル活用すれば、より効率的な料理を実施することができる。それは環境問題を解決する第一歩にもなるのだ。

Servaはクラウドファンディング「Kickstarter」で、8個パック29カナダドル(約2350円)からの出資枠を設けている。今年10月に配送が開始される予定だ。

Kickstarter

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