が、そのケースをいつでも持ち歩いているかというと、決してそうではない。はっきり表現してしまうと、収納ケースはかさばる。だが「Wearbuds」に関しては、そのような心配はないだろう。なぜならこの製品の収納ケースは、スマートウォッチを兼ねているからだ。
・スマートウォッチでイヤホンを充電
WearbudsはBluetooth接続イヤホンだが、同時にスマートウォッチである。文字で書けばややこしい説明になってしまうかもしれないが、要はスマートウォッチにイヤホンを組み込んだ製品というわけだ。持続時間は、イヤホン単体では約5.5時間。スマートウォッチと合わせると、最大12時間の稼働が見込めるという。
このイヤホンはタッチパネル搭載で、スマホを取り出さずに音楽の再生等の操作ができる。また、IPX6防水規格を取得している。
スマートウォッチは心拍数、消費カロリー検出、睡眠トラッキング、着信通知など、基本的な機能を揃えている。フィットネストラッカーとして利用するなら申し分ないだろう。
・大人気の製品
何より、うっかりすると失くしやすいワイヤレスイヤホンを常時身に着けることができるという安心感は大きい。敢えて欠点を挙げるとしたら、最大稼働時間12時間というのは他の製品よりもやや短い。Wearbudsはクラウドファンディング「Kickstarter」で出資枠を公開中だ。最安値の枠から次々と出資が集まっているため、「現時点での最安枠」を挙げるのはやや難儀する。それだけ大人気の製品ということだ。
2019年6月23日時点では、99ドル(約1万600円)の枠が残っている。配送は10月から。
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