航続距離は約310キロとやや短めだが、30分でバッテリーの80%をチャージできる急速充電に対応する。
・バッテリー容量50kWh
親会社グループPSA傘下のシトロエンやオペルなどとともに開発した「e-CMP」という車台をベースにしている。PSAは2023年までに全モデルに電動タイプを展開する計画をすでに明らかにしていて、e2008もこうした動きの一環となる。
e2008は100kWの電動モーターを搭載し、バッテリー容量は50kWhと大きい。従来の7.4kW~11kW出力だと充電所要時間は5〜8時間だが、100 kW出力では30分でバッテリーの80%を充電できる。
・アプリで遠隔から空調操作
そのほか、e2008にはホログラムを活用した最新の3D i-Cockpitシステムが搭載され、ヘッドアップディスプレイとともにドライバーの安全運転をアシストする。
加えて、新たに専用アプリ「MyPeugeot」で新サービスの提供も始める。このサービスでは、オーナーはアプリから操作して前もって車のエアコンをオンにしたり、充電時間をタイマーセッティングしたりできる。バッテリーの残量も確認できるとのこと。
SUVはいま人気のセグメントで、しかも欧州では小型車が好まれる傾向にあり、そのどちらの要素も備えた電動版ということで注目を集めそうだ。e2008は2020年初めに発売される見込み。
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