いわゆるシネマのワイドスクリーンが撮れるレンズ。アクセサリメーカーのSANDMARCからこのほど新たにiPhone用アナモルフィックレンズが発売された。
・横長に撮影
その名も「SANDMARC Anamorphic Lens」はiPhone用1.33倍レンズ。簡単にいえば、横長に撮影するためのレンズだ。
多くのメーカーから展開されている外付けレンズと同様に、iPhoneのレンズの上に取り付けて使う。かなりの出っ張りになるので、普段から付けて持ち歩くというタイプのものではなく、どちらかというと真剣にフィルムを撮る人のためのものといえそう。
・フレア効果も
アナモルフィックレンズでは横長の映像が撮れるだけでなく、夜間などの撮影で車のヘッドライトや街灯などの光が横切るフレアのエフェクトが得られるのも特徴で、いかにもシネマ的なものになる。
実際、映画監督のJJ Abrams氏やStephen Soderbergh氏はこうした撮影手法を愛用していることで知られている。
SANDMARCのアナモルフィックレンズは、専用のスマホケースにねじって固定するか、専用クリップではさんで取り付ける。
レンズはiPhone 7以上の機種に対応し、ケースもマウントクリップもセットに入ってくる。価格は159.99ドル(約1万7000円)。
SANDMARC
(文・Mizoguchi)