
私たちの生活を脅かす個人情報漏洩の問題。最近では、Facebookの個人情報漏洩問題をはじめとして、インターネット上での情報漏洩に関心が集まっている。そしてこの問題は、実際に漏洩してからでは遅く、事前の対策が必要になってくる。
もしあなたのiPhoneがインターネットウイルスに感染してしまっていたら……考えただけでも恐ろしいが、実際にあり得ない話ではなくなってきている。
そんな問題に立ち向かう製品がクラウドファンディング「Kickstarter」に出展された。プライバシーを保護するためのiPhone専用ケース「Spy-Fy」だ。
・「もしも」に対応した製品

シャッターが閉じている間は、もちろん写真を取っても真っ暗。Face IDも使うことができない。これは「もしiPhoneがマルウェアに感染したら」ということへの配慮である。
仮にそうなった場合は、iPhoneのカメラですらも遠隔操作されてしまう可能性がある。つまり常時剥き出しになっているカメラレンズが、所有者の日常を盗撮するということだ。
そういうことが現実に起こるか否かはわからない。この製品は「もし起こってしまったら」ということを考慮したものなのだ。
・目標金額達成は確実か

現在は30ユーロ(約3600円)の出資枠が公開されている。配送は今年10月に開始されるとのこと。
Kickstarter