ハワイやバリ島とは違い、日本のマリンスポーツは年中できるものではない。限りある夏を完全燃焼しよう。そこで紹介するのが「Awake RÄVIK(以下RÄVIK)」である。
これは何と、電動モーターを搭載したサーフボード。海上を文字通り爆走できる乗り物だ。
・時速56kmで航行
まずはRÄVIKのPR動画をご覧いただきたい。サーフボードなのに、波のない海域も物凄い勢いで進んでいる。それは本体に電動モーターを搭載しているからなのだが、その最高時速は56km即ち30ノットである。RÄVIKは水上バイクとは違い、搭乗者は板の上に立っているだけだ。体感速度で言えば、水上バイクを上回るだろう。動画を見ているだけでもスリルを感じてしまう。
稼働時間は約40分。モーターへの再充電は80分で済むという。重量は35kg。専用のスマホアプリも用意され、そこから速度設定やバッテリー残量等をチェックすることができる。
・公式サイトで販売中
モーターで自走するサーフボードRÄVIK。痛快な製品であるが、実際に運用するとなると安全面の確認は欠かせない。他の遊泳者がたくさんいるような海域では、さすがにRÄVIKを乗り回すことはできない。RÄVIKは公式サイトを用意し、そこで1万8900ユーロ(約230万円)の価格で販売されている。
Awake