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3Dフードプリンティングのスタートアップがデザートのデコレーションロボットを開発

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3Dプリンター企業のBeeHexが、ケーキをデコレーションするロボットを開発した。BeeHexは、宇宙飛行士のための食事を開発するNASAのプロジェクトの一環として立ち上げられたスタートアップ企業。今回最新のプロジェクトとして、3D フードプリンティングの技術を使った「デザートのデコレーションロボット」を開発したことが話題になっている。

・3Dプリンターでのデザート製造のメリット

過去には3D フードプリンティングの技術を使いピザの製造も行ってきたBeeHexだが、今回開発された最新ロボットは、1時間に15個から21個のケーキまたは120個から500個のクッキーのデコレーションを仕上げることができるという。人が手動で仕上げた場合と比較すると、生産性は最大66%向上すると同社の担当者は語る。

また、ピザと比較しデザートはより高度で正確な技術を要求されることもあり、3Dプリンターでのデザートの製造は実際の調理現場でも需要が高まる可能性が高いという。

・米軍向けのフードの開発も?

さらに今回の技術は、さまざまな分野での活用が期待されており、すでに米軍との新しいプロジェクトも始動している。例えば、兵士一人一人のための個別にパーソナライズされた栄養バーの製造などに活用される可能性があるとのこと。

続々と新たな技術が開発される「3Dフードプリンター」。まだまだ各家庭に普及するほどではないが、全世界で今後どう展開していくのか、その動向には注目が集まっているようだ。

BeeHex

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