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音声で操作可能なスマート血圧測定器をシアトルのスタートアップが開発

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音声による操作を可能にするスマートスピーカーは、日常生活にとどまらず、業務上様々な領域での活用が示唆されている。

ヘルスケア領域においても身近な存在となり、例えば音声による体調管理が主流となる未来はもう目の前だ。

・将来が有望視されるシアトルのヘルスケア系スタートアップ

音声で操作可能なスマート血圧測定器の開発に携わる、シリコンバレーにもほど近いシアトルのヘルスケア系スタートアップLivongo。

同社は2014年に設立されたばかりの企業だ。すでに血糖値をワイヤレスで管理可能な糖尿病患者向けデバイス「Livongo Diabetes Meter」を提供している。

設立当初の社員は数名程度であったが、今では約500名のスタッフを抱えるまでに成長を遂げたLivongo。患者にとって有用なデータを量産するという、MicrosoftやIBMなどの世界大手にはない視点で、大々的な挑戦を目論んでいる。将来的にはGAFAに並ぶ企業として名を連ねること必至だ。

・アレクサ搭載デバイス

同社のスマート血圧測定器はアレクサ搭載デバイスとなっており、スケジュール管理や緊急治療の予約がデバイス上で可能である。糖尿病を含む生活習慣病を抱える約1億3500万人の米国人の強力な助っ人として期待されている。

とはいえ、単なる血圧測定器では終わらない。患者からのフィードバックによるAIアルゴリズムのさらなる訓練を重ねており、いずれコップ2杯の水を飲んだり、軽い散歩をしたりするよう患者に助言する機能が搭載されるかもしれない。

Livongo

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