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睡眠パターンを学習し、悪夢を阻害するスマートウォッチ向けアプリ「NightWare」

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災害などの出来事をきっかけにPTSDを発症後、夜も悪夢にうなされ、ぐっすり眠れない。そんな不眠の経験は誰しもあるもの。米国における傾向として、退役軍人を中心に、そのような症状に悩まされている人々が多い。

ここで紹介するのは、毎晩悪夢にうなされている方向けに開発されたAppleスマートウォッチ向けアプリ「NightWare」だ。

・今最も熱いヘルスケアテック

「NightWare」は米国ミネソタ州に拠点を置くスタートアップNightWare社が開発。

同社は2015年、少しでも多くの人々のストレスレベルを下げ、快眠へと導くことを使命に立ち上がった企業である。

今年1月に開催された米大手銀行JPモルガン主催の第37回ヘルスケアカンファレンスでは、今最も熱いヘルステック20社の中でも、メンタルヘルスに主軸を置いたそのビジネスと将来性が高く評価され、総合評価では3位に躍り出た。

・振動を送り続け、悪夢を阻害

「NightWare」の使用を開始してから10日間は学習期間である。その間、アプリはユーザーの心拍数や動きを検出しながら睡眠パターンを学習する。

悪夢を見る可能性があるとアルゴリズムが判断。すると、ユーザーの目を覚まさせない程度に振動を送り続け、悪夢を阻害する。

さらに、デスクトップアプリと互換性があり、アプリを通じて収集したデータをクラウドへ送信。患者自身や医療従事者がデータ内容を確認できるようになっている。

NightWare

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