詳しいスペックはまだ明らかにされておらず、今秋にも正式発表される見込み。
・効率よく輸送
スウェーデンの首都ストックホルムで開かれているUITPグローバルトランスポートサミットでVolvo Bus会長のHåkan Agnevall氏が明らかにした。
「静かでゼロエミッションのバスは、環境問題などに関する自治体の取り組みをアシストするもの。そうした意味において、多くの客を乗せることができる電動バスはかなり重要なツールとなる」と同氏は大型化の意義を語った。
・急速充電にも対応
Volvo Busは現在いくつかのハイブリッド・バスや電動バスを展開しているが、今回の7900 Electricは、昨年からスウェーデン・ヨーテボリでテストが行われているプロトタイプを使用するとのこと。プロトタイプはすでに4500時間、距離にして6万2000キロメートル以上を走行していて、技術的にはすでに“出来上がっている”といえる。
150人乗りだけあって、バスのボディは長く、18メートルのものと、18.7メートルのものの2タイプが投入される。運行の合間にバッテリーをチャージできるよう、急速充電にも対応するとのこと。
この新型バスは今年10月にベルギー・ブリュッセルで開催されるバス展覧会でお披露目される予定となっている。
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