スイムキャップの中に入れて泳ぐと、スイマーの動きをモニターし、それらをもとに人工知能(AI)がどうすればパフォーマンスを向上させられるかを分析する。
・センサー精度も向上
Triton 2は1をバージョンアップしたもの。60%小さく、そして重さは70%軽くなり、スイムキャップに楽に入れられるサイズとなった。
また小型化を図ると同時にセンサーの精度も向上させた。これにより、スイマーの泳ぎを細部までとらえることができ、そうした情報は連携するモバイルアプリに送信され、専用アルゴリズムで分析される。
・ストローク効率も分析
Triton 2では、タイムやターンの回数、距離などはもちろん、ターンにかかった時間、ストロークの回数・効率、スピードなどもとらえる。
そうしたデータを、Triton 2のクラウドにある他のスイマーのデータと比較して、どこが弱点なのかといったことを示してくれる。つまり、ユーザーはどの部分を改善すればパフォーマンスを向上させられるかがわかるわけだ。
もちろん、データは保存できるので、トレーニングが効果を上げているか確認もできる。
Triton 2は現在プレオーダーをサイトで受け付けていて、価格は本体の利用が年間149ドル(約1万6000円)、そして分析アドオンが年間39ドル(約4200円)となっている。9月にも発送が始まる見込みだ。
TritonWear
(文・Mizoguchi)