そこで「WONDERTOOL」を置いてみる、というのはいかがだろうか。これは人力で持ち運びができる小型洗濯機。何と、洗剤は一切使う必要がないそうだ。信じ難い製品だが、その秘密はオゾンにあるという。
・衣類から野菜まで
WONDERTOOLはオゾンを生成する洗濯機。これにより、衣服に付着している汚れや細菌を除去できるという仕組みだ。洗剤がいらないということは、洗濯後の水は他にも転用できるということでもある。WONDERTOOLのPR動画では、その水を観賞植物の鉢に流している。
また一方で、初めてWONDERTOOLにかけた服からは大量の泡が発生することがあるらしい。これは従来型の洗濯機で落とし切れなかった残存洗剤によるもの。言い換えれば、我々現代人は残存洗剤の塊を普段から身に着けているのだ。とても健康的とは言えない。
また、WONDERTOOLで洗うのは衣類でなくとも構わない。靴を丸ごと入れてもいいし、果物や野菜を洗うのにも使える。洗濯機で野菜を洗うのは奇妙な光景であるが、これも洗剤を使わないからこその機能と言える。
・音声アシスタントと連携可能
そもそも、WONDERTOOLのデザインは従来の洗濯機のそれとは大きくかけ離れてる。まるでポリバケツのような見た目だ。取っ手がついているから、WONDERTOOLを外へ持ち運ぶことも可能。電源さえ見つかれば、アウトドアにも使えそうだ。
なお、この製品はAmazon Alexa、Googleアシスタント、Apple HomeKitに対応している。各種設定は専用アプリで行うことができる。
WONDERTOOLはクラウドファンディング「Kickstarter」で209ドル(約2万2700円)からの出資枠を設けている。配送は今年12月に行われる予定。
Kickstarter