プロジェクターは「手軽なもの」になった。大人数を前に行うプレゼンはさておき、数人を相手に会議をする程度なら手のひらサイズのプロジェクターで十分だ。

ここではクラウドファンディング「Kickstarter」に登場したプロジェクター「Lenso Spaceship」を取り上げたい。「ポケットの中の大画面」と表現すべき製品で、そのデザインには誰もが驚愕するはずだ。

・重量僅か0.25g！

円盤型のLenso Spaceshipは、その直径が僅か11.5cmに収まっている。厚さは1.6cm、重量は0.25g。そもそも、この製品について何も知らない人は説明を聞くまでプロジェクターだと分からないのではないか。

が、その実力は本物。1080p対応で、最大投影サイズは240インチ。内蔵スピーカーはHi-Fi対応である。操作機構はタッチパッド式だ。光度は200ANSIルーメン。

5000ｍAhのバッテリーを内蔵しているから、電源につないでいない状態で連続4時間の動画再生が可能だ。USBやmicro SDカードの入力も可能である。製品単体でのストレージは32GB。

・バッグの中にもスッポリと収まる！

接続はBluetoothとHDMIが用意されているから、スマホの画面も簡単に拡張することができる。形状からして、バッグに入れてもかさばることはないだろう。

Lenso Spaceshipは、Kickstarterで2185香港ドル(約3万200円)からの出資枠を公開している。配送は今年9月を予定。日本へのそれは、118香港ドル(約1600円)の手数料加算で対応する。

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