これを手軽に再現できる製品がある。それが「Wingo Pro」だ。誰でも簡単にマトリックス、とはいかないまでも、自分の周囲を衛星のように回転する映像を撮影することができる。
・片手で豪快に振り回す!
Wingo Proの構造は、極めて単純だ。ブーメラン型の大きな羽根と、その両端を結ぶ紐。羽根の部分にはGoProを始めとするウェアラブルカメラを取り付けることができる。使用者は、取っ手を持ってそれを思い切り振り回す。ただひたすら、力いっぱい振り回す。すると映画のようなダイナミックな画になる、というわけだ。
羽根にはカウンターウェイトが付いていて、これを動かすことにより微妙な角度を調整することができる。製品の構造上、撮影者は常に片手を挙げているポーズになってしまうが、ともかくこれでセルフィー動画は比類ないものとなる。
・映画並みの迫力を
工夫次第ではより迫力ある映像を撮影できそうな製品で、たとえば大自然をバックにした映像などは非常に見ごたえがある。Wingo Proはクラウドファンディング「Kickstarter」で出資を募っている。価格は45ドル(約4900円)から。今年9月に配送される予定だ。
Kickstarter