常時スマホを持ち歩いたり、ながらスマホで事故を起こすのは確かに問題だ。それと同じように、スマホによって視力が低下してしまうのも大きな問題である。
クラウドファンディング「Indiegogo」に登場した「Kingrow K1」は、Eインクディスプレイを採用したスマホ。目に優しく、睡眠を妨げないモバイル端末だ。
・「文字を読むこと」に特化した白黒画面スマホ
スマホの液晶画面から出る光は、視力低下や睡眠障害をもたらすこともある。それは言わば現代病であるが、Kingrow K1はEインクという手段でそれを解決しようとしている。Eインクだから、その画面はもちろん白黒。RAM2GB、ROM16GBでCPUもハイエンドクラスのものではないが、そもそもKingrow K1はゲームをしたり動画を見たりというものではない。テキストメッセージや電子書籍を読む使い方を前提にしているのだから、スペックもそれに合わせている。
ナノSIMを2枚搭載することができ、micro USBを使ってROMを128GB追加することができる。スマホだから、前後にカメラも搭載されている。画面がEインクであること以外は、ローエンド帯のスペックの機種と言えるだろう。
・資金調達は順調
このKingrow K1は、現在Indiegogoで資金調達を行っている。世界中から出資が相次いでいるようで、期限残り49日の時点で既に目標の1300%もの資金を集めてしまった。価格は1台299ドル(約3万2300円)から。今年8月に配送予定だ。
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