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Tech NASAの「深宇宙原子時計」、SpaceXファルコンヘビーで打ち上げへ!

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NASAの「深宇宙原子時計」、SpaceXファルコンヘビーで打ち上げへ!

NASAが開発した深宇宙原子時計は、間もなく地球外でのテストを受けることになる。 オーブントースターほどのサイズのこの原子時計は、6月22日のファルコンヘビー3回目のフライトの際、地球周回軌道に運ばれる予定となっている。...

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NASAが開発した深宇宙原子時計は、間もなく地球外でのテストを受けることになる。

オーブントースターほどのサイズのこの原子時計は、6月22日のファルコンヘビー3回目のフライトの際、地球周回軌道に運ばれる予定となっている。

そこで1年間のテストを実施し、深宇宙原子時計が宇宙探索の効率化に適うものであることを証明する計画だ。

・GPS衛星に搭載されている原子時計の50倍の精度

多くの宇宙船には原子時計が搭載されていることをご存知だろうか。

地上では衛星からのGPSを使って現在地を正確に知ることができる。このとき、電波の到達時間で距離がもとめられるのだが、時間差を測るために受信側の正確な時間を知る必要がある。

地上ではGPS衛星による時間補正が効くが、宇宙空間ではそれが叶わないため、備え付けの原子時計を利用するわけだ。

深宇宙原子時計はGPS衛星に搭載されている原子時計の約50倍の精度。地球からの信号を受信し、自前のナビゲートシステムにより即座に自分の位置を特定することを可能にする。

・誤差は900万年に1秒

従来、時間の定義は、エネルギーが最低の状態で安定しているセシウム133原子の振動数が元になっており、9,192,631,770回の振動に要する時間が1秒とされる。

原子時計は、原子の固有振動を測定することによって時間を計るもので、精度の高いものでは3000万年に1秒の誤差が生じる程度だ。

NASAの深宇宙原子時計に関しては、小型ながら地上でのテストでは誤差が900万年に1秒程度だった。

NASAは「宇宙空間でのテストで安定性が証明できれば、宇宙で最も正確な時計の1つになるだろう」としている。

参照元:Pioneering Deep-Space Atomic Clock Taking Flight This Month/Space.com
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