これはLEDライトの表示で曲がるべき方向を教えてくれる自転車用ナビ。自転車を漕いでいる最中に、まさかスマートフォンを取り出すわけにはいかない。SmartHaloは直感的な表示でナビゲーションを行い、走行時の安全性を確保してくれる製品だった。
そのSmartHaloに後継機種が登場した。製品名は「SmartHalo 2」となっているが、此度の記事では進化したポイントを挙げていこう。
・メッセージアプリの着信を表示
SmartHaloの持ち味は、そのナビ機能にある。ライトの光が方向を指し示してくれるというものだが、それはSmartHalo 2にも当然引き継がれている。夜間のライト照射機能、自転車の盗難防止アラーム機能、フィットネストラッカー機能も前作からの装備であるが、今作ではスマホの着信表示機能が強化された。
Facebookメッセンジャー、WhatsApp、WeChat、Slack。これらは世界的に見てもユーザー数の多いメッセージアプリだ。SmartHalo 2は上記のアプリの着信に対応している。誰がどのアプリで連絡を取って来たのかということを、SmartHalo 2の画面が表示してくれる。
また、SmartHaloの専用アプリは再設計され、親指ひとつでスムーズに操作できるレイアウトになったとのこと。2000mAhの内蔵バッテリーは、約2週間の連続稼働を実現させる。
・安全第一の自転車用ナビ
このSmartHalo 2から得られるものは、やはり「安全」である。前方への注意を途切れさせないために工夫されたデザインは、自転車事故を発生させないための考え抜かれたアイディアと言える。SmartHalo 2は現在、クラウドファンディング「Kickstarter」で134カナダドル(約1万900円)からの出資を募っている。配送は今年12月に行われる。
Kickstarter