99ユーロ(約1万2000円)という価格に相応したスペックではあるが、Googleアシスタント専用ボタンを搭載しているのが特徴だ。
・ボディ右側に物理ボタン
Nokiaに限らず、低価格帯のスマホではさまざまな機能を控えめにして価格を抑制する中で、どういう特徴を持たすかがメーカーにとって悩みどころとなる。
その点、Nokia 2.2の売りは明らかにGoogleアシスタント専用ボタンの搭載だろう。ボディの右側に物理ボタンがあり、アシスタントを頻繁に利用する人にとってすぐにアクセスできるのは便利だ。
また、バッテリー(3000mAh)が交換可能なのも珍しく、端末を頻繁に買い換えない人にとってはありがたい。
・5.71インチディスプレイ
基本スペックはというと、ディスプレイ5.71インチHD+。CPUはクアッドコアMediaTek A22で、RAM2GB/3GB、ストレージ16GB/32GBとなっている。
カメラはメーンが13MP、フロント5MPと高価格帯のものに比べると控えめではある。しかし、値段を考えれば納得だろう。
Nokiaブランドからはカメラ5つを搭載した旗艦モデルや中価格帯のスマホも多く展開されている。しかし、高画質の写真やビデオを求めない、ゲームも頻繁にしない、というユーザーにとってはNokia 2.2は有力な選択肢となる。
当面は欧州とインドでの展開となり、その他のマーケットへの投入については未定だ。
Nokia Mobile/Twitter
(文・Mizoguchi)