まもなく登場するのは、ライダーの体調を脳波で分析してペダルをアシストするスマート電動自転車「The first Bionic bike」だ。
・脳信号を処理してライダーの体調を分析し、ペダルをアシスト
The first Bionic bikeを開発したのは、アメリカの自転車会社XMERA社。最先端のディープラーニング技術を組合せたEEG(脳波)ヘルメットセンサーが脳信号を処理して、バイクのコントローラーがライダーの体調を分析し、ペダルをアシストするように電動モーターに指示する。
運転モードは、体調やライディング目標に合わせて3種類から選べる。心拍数設定もでき、減量などのワークアウトプログラムも用意されている。
ライディング状況や消費カロリー、走行距離とルート、達成目標はいつでもどこでも確認できる。
The first Bionic bikeはスマートだ。GPSトラッカーが装備されており、自転車の場所をいつでも追跡できる。盗難の場合にはリアルタイムで通知してくれ、事故の際にはXMERA社が緊急連絡先にメッセージ送信、もしくは電話をしてくれる。
・価格は3700ドル、まもなく販売開始
フレーム素材は6061アルミニウム合金で、重量は34kg、耐荷重は150kg。航続距離はバッテリー数によって異なり、アメリカ版は88~160㎞、欧州版は60㎞~200㎞。出力もバッテリー数に応じてアメリカ版は700W~1000W、欧州版は250W~500Wとなっている。
アメリカなどの多くの国では、XMERA 社の電気自転車は自転車として扱われ、特別なライセンスは必要ないが、日本での利用に関しては確認が必要だ。
価格は3700ドル(約39万9000円)だが、50台限定で999ドル(約10万7000円)での販売を予定している。まもなく、indiegogoでキャンペーンを開始するということで、目が離せない。
XMERA