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折り畳み傘の最終形態!「TAGIT」は残滴や風、型崩れを技術で克服

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梅雨の雨やゲリラ豪雨に備えて折り畳み傘を常備している方も多いだろう。ただ折り畳み傘というと、うまく畳めなかったり電車の中で付着した雨が垂れたりと、なにかと煩わしいイメージがつきまとう。

こうしたイメージを一掃するようなプロダクトがKickstarterに登場した。

「TAGIT」は、特許出願中の折り畳み技術と高い撥水性、耐久性を備えた折り畳み傘だ。

・正確に折り目をコントロールできる技術を搭載

まず特許出願中の”TAGSテクノロジー”についてだが、正確に折り目をコントロールできる”スマートパッチ”を傘に適用することで、折り畳みを先導してくれるというもの。これにより、傘を畳む際にくちゃっとなることがなくなり素早くまとめられる。

傘をまとめるバンドにもひと工夫あり、通常マジックテープかボタンでとめるところを「TAGIT」の場合はマグネット式にしている。たしかにマジックテープは弱くなるしボタンをとめるのは辛気くさいことがある。

こうした工夫により畳むのがスマートなのは理解いただけたと思うが、撥水性や耐久性へのこだわり具合もなかなかのものだ。

・生地も骨組みもタフ

無数の組み合わせを試した結果、最終的に「TAGIT」が採用したのは、ダウンジャケットに使われている撥水性/防風性の優れた素材と、撥水性に定評のある”Teflon EcoElite”というコーティング技術だ。

これにより傘に付着した雨粒はさっと振るだけで落とすことができて、残滴の憂鬱ともおさらばできそうだ。

またスマートパッチには戦闘機にも使われるUV吸収素材を採用しているので、紫外線を90%以上カットしてくれる。さらにこの素材は耐久性も高く、すぐにヘタれてしまう折り畳み傘の生地とは一線を画している。

骨組みの耐久性は7075アルミ合金が担い、折り畳み傘の弱点である強風も克服したかたちだ。

「TAGIT」は現在Kickstarterにて支援を受付中。約360香港ドル(約5000円)からの支援で手に入れることができて、プロダクトの発送は11月の予定となっている。

TAGIT/Kickstarter

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