まずは韓国で展開し、今年第3四半期には北米と欧州マーケットにも投入する予定で、いよいよ8K時代がやって来る。
・自発光方式で鮮明映像
今回発売する8K有機ELテレビのモデルは88Z9。88インチと、LGの有機ELテレビとしては最大のサイズとなる。有機ELはディスプレイを構成する素子そのものが光を発する自発光方式のため、かなりくっきりとした映像となるのが特徴だ。
LGによると、ピクセル数はフルHDの16倍、UHDの4倍。同社の第二世代プロセッサーを搭載して高度な情報処理を実現し、深層学習を使って画質を高めている。
また、音響はDolby Atmosを採用し、「映画館並みのサウンドを楽しめる」とうたう。
・音声アシスタント対応も
今回は世界に先駆けて韓国で発売し、その後北米と欧州が続く。一部のマーケットではGoogleアシスタントとAmazon Alexaがビルトインされて販売される見込みだ。
価格は明らかにされていないが、技術といい大きさといい、それなりの値段になることは必至だろう。8Kテレビは他メーカーも手がけていて、LGの最先端テレビに市場がどのような反応を示すか注目が集まる。
LG
(文・Mizoguchi)