オプション内容にもよるが、納車は今年第3四半期に始まる見込みだ。
・豪、NZでも開始
今回、日本とともにオーストラリア、香港、ニュージーランド、アイルランド、マカオでもModel 3が注文できるようになった。
納車はアイルランドで7月に開始され、その後オーストラリアとニュージーランドが続くなど若干時期は異なるが、日本では「パフォーマンス」グレードが8月後半以降、「スタンダード」グレードが第3四半期以降となっている。
・スタンダード車両511万円
車両価格はスタンダードが511万円、パフォーマンスが655万2000円。この差は、パフォーマンスにはリアシートにもヒーターが付いていたり、オーディオスピーカーの数が多かったりといったところからきている。
どちらも、カラーの選択やオプション追加で最終的な価格はもちろんさらに膨らむ。たとえば、パフォーマンスの方には最高速度を時速261キロにでき、また20インチのホイールが用意されているアップグレードオプションがある(48万円)。
・完全自動運転機能も
一方、Tesla車の売りである、周囲の状況に応じてブレーキをかけたりハンドルを操作したりするオートパイロット機能は標準装備だが、完全自動運転の機能はオプションでこちらは62万円となっている。完全自動運転機能は納車後に購入して追加することも可能。しかしその際、価格は上昇する可能性があるとのことだ。
オプションをつけていくとトータル金額はなかなかのものになる。それでも車両価格が897万円からのModel Sに比べればより多くの消費者にアピールする設定ではある。
関心のある人は、サイトで“マイModel 3”をお試し設計してみてはいかが。
Tesla
(文・Mizoguchi)