そういう人に補聴器は必要ないし、そもそも障害者ではないから補聴器を買うための補助など下りない。つまり「補聴器未満の製品」というものの需要がある、ということだ。
国内クラウドファンディング「Makuake」に興味深いものが登場した。スマートフォンに設置する集音イヤホン「OSONIC」と、専用アプリ「kikimimi」である。
・左右の音量調整も可能
聴力が弱いから、会議などでいつも内容を聞き落としてしまう。或いは会話の際にも不便が生じる。そういう場合はOSONICを使ってみよう。OSONICは骨伝導式と空気振動式のハイブリッドイヤホン。高音域から低音域までカバーし、また左右独立した音量調整も可能だ。それらの操作は専用アプリkikimimiで行う。
スマホアプリを使う利点として、極めて簡単な操作が挙げられる。タッチパネルで微妙な調整もできる。さらに、室内での会議や野外での会話等、場所によって最適な設定が予め用意されている。
・録音機能も搭載
しかし、それでも相手の会話を聞き逃してしまうということもあるだろう。その場合はkikimimiの常時録音機能を活用してみよう。20秒前までの会話を常時録音する。その上で、最大60分までの録音も可能だ。雑音が多い場所では、外付けの専用マイクも使用できる。ノイズキャンセリング機能を装備し、相手の声を確実に拾うことができる。
OSONICは現在、Makuakeで2万円からの出資枠を設けている。
Makuake