しかしそんなときのお助けツールとなるのがGoogle Lens。カメラを向けるだけでメニューを翻訳するフィルターと、その店で人気のメニューをハイライトで示すダイニングフィルターが加わった。
・翻訳を重ねて表示
海外旅行の楽しみの一つが食だろう。しかし、外国語のメニューを前にとまどったこともあるのでは。今回の新機能はそんな人のためのものだ。
まず翻訳のフィルター。翻訳ツールとしてはGoogle Translateアプリがあるが、その機能がLensにも加わった格好だ。メニューにカメラをかざすと、とらえた料理名や説明書きの上に翻訳された文がオーバーレイされる。なので、少なくとも何の料理か、どんな食材を使っているのかがわかる。
・人気メニューを外さない!
さらに便利なのが、人気の料理をハイライトで表示するダイニングフィルター機能。これは初めて訪れる店で食べるときに便利だ。店内を見渡して他の客がどんなものを注文しているかチェックしなくてもいいわけだ。
初めて入る店は何かと不安だが、翻訳機能で確かめて食材を確認し、そして人気メニューにあるものであれば“外れ”は少なくなりそうだ。
これらの新機能が使えるのはiOS端末のGoogleアプリかGoogle Photos、そしてAndroid端末のGoogleアシスタントかGoogle Photos、カメラアプリで、今週から順次利用できるようになる。
夏、海外に出かける予定がある人は試してみてはいかが。
Google Lens
(文・Mizoguchi)