そのセグウェイがこのほど、新電動キックスクーター「Ninebot KickScooter MAX」をクラウドファンディングサイトIndiegogoに登場させた。名称にある通り、航続距離が60キロを越えるなどパワーのマックスぶりが光る。
・傾斜15度の坂ものぼれる
基本スペックをみると、航続距離が40.4マイル(約65キロ)というのにまず注目がいく。市販されているものには30キロ前後のタイプが多い中で、突出した数字だ。
バッテリーは551Whで、出力は350W〜700W。最高スピードは時速25〜30キロとなっている。傾斜15度の坂ものぼれる。
・アプリでバッテリー残量確認
65キロも走れるとなると、つい油断して充電を忘れてしまいそうだが、MAXには専用アプリが用意されていて、そこでバッテリー残量やあと何キロ走行できるかを確認できる。
そのほか、走行距離やスピード、走行時間といった情報も表示される。アプリではまた、MAXのロックをかけたり、走行モードを用意された4つの中から設定したりといったこともできる。
・今年7月にも出荷
また、消費者に大きくアピールするのが価格設定だ。予定小売価格799ドル(約8万8000円)もこの手のものにしてはリーズナブルだが、現在Indiegogoでは25%オフの599ドル(約6万6000円)の出資で入手できる。
これまで電動一輪車なども手がけてきたメーカーだけあって生産準備は整っているようで、出荷は今年7月を予定している。出資受付期限は6月20日で、お得に入手したい人は早めにサイトをチェックした方が良さそう。
ただし、日本での電動キックスクーターでの走行は道交法の関係上注意が必要だ。
Ninebot KickScooter MAX/Indiegogo