5月21日に受付がスタートしたオンラインでの申し込みがすでに2万5000件を超えたと発表した。
・都市部向けの小型車
Honda eはこれまでモーターショーでプロトタイプが公開されてきた。ややレトロなデザインの小型車で、人気を博した同社の70年代のシビックを彷彿とさせる。
これまで「アーバンEV」と呼んでいただけあって都市部での街乗りを想定していて、小型車が好まれる傾向にある欧州マーケットにはぴったりだろう。
・納車は来春
欧州マーケットといっても、今回オンライン申し込みが始まったのはドイツ、フランス、ノルウェー、英国の4カ国のみ。しかも航続距離200キロメートル超、バッテリーは30分で80%を急速充電できる、ということくらいしか基本スペックはわかっていない。
にもかかわらず、2万5000件超もの予約がすでに入っているというのは、EVへの関心の高さをうかがわせる。
今後の流れはというと、予約をした人には随時、最新情報が提供され、そこでオプションなども加えることができるようだ。そして予約者は年内に正式オーダーし、早ければ2020年春に納車となる。
順調にいけば来年の今頃にはHonda eが欧州の路上を走っていることになるが、もちろん日本マーケットへの早期投入も期待したいところだ。
Honda
(文・Mizoguchi)