一方でインフルエンサーの中にフォロワー数を水増ししている不正インフルエンサーも増加しており、ビジネスの広告媒体として検討している企業たちの頭を悩ませている。
・「Tofu Analytics」でインフルエンサーの不正などを検知
そんな社会問題の解決に取り組んでいるのが、SNSデータやインフルエンサー分析事業を展開する株式会社misosil(ミソシル)。同社がもつ膨大なTwitterやインスタグラムの分析ノウハウを活用して、フォロワーを購入し、フォロワー数を水増ししているインフルエンサーの不正や、不正インフルエンサーを使ってキャンペーンをおこなっている企業を検知する「不正チェック機能」をSNS分析ツール「Tofu Analytics」のオプションとして提供を開始した。・“フォロワー数の水増し”などが横行
SNSを活用したインフルエンサーマーケティングに注目が集まっているが、マーケティング担当者のリテラシー不足や悪質な代理店の影響で、“フォロワー数至上主義的な”インフルエンサー起用キャンペーンが横行している実情がある。そのため、インフルエンサーはフォロワー数が多ければ報酬の高い仕事がもらえると考え、実態のない海外アカウントやbot等をフォロワーとして購入し、フォロワー数を水増しするという、不正行為が増加している。
その結果、インフルエンサーマーケティングを実施した企業は想定した効果が得られないばかりでなく、結果的に一般消費者を騙してしまうという事態にもなりかねない。企業側にも責任があり、事前にインフルエンサーのフォロワーをチェックすれば未然に不正を防げる可能性も高い。
・SNS開発の知見やAIを活用
そこで同社は、SNS関連サービスの開発経験やAI(ディープラーニング)を応用した独自の不正検知ロジックを開発。情報拡散に貢献している、不正行為のない“正しい”インフルエンサーを特定することで、企業も安心してインフルエンサーに依頼をかけられるし、一般消費者への被害も防げ、モラル面も保持できるようになるだろう。「Tofu Analytics」自体は、月1万円から利用可能で、無料トライアルも実施中とのこと。詳しい情報は同社サイトをチェックしてほしい。
情報の信憑性向上、モラルの向上が実行できれば、社会全体の安心にもつながる。ぜひ、企業にはこういったサービスを活用して、“正当な”広報活動を進めてもらいたい。
Tofu Analytics
株式会社misosil
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