2010年に創刊した「日本経済新聞 電子版」を発行しており、有料会員数は72万で、有料・無料登録を合わせた会員数は400万超えを達成。いち早くメディアの電子化を進めてきた。
・「日本経済新聞 電子版」に“「noteで書く」ボタン”が新設
日本経済新聞社は2019年5月21日、「日本経済新聞 電子版」に“「noteで書く」ボタン”を新設した。「note」は、日経が出資する株式会社ピースオブケイクが運営するコンテンツプラットフォームで、「noteで書く」ボタンを実装するのは日経電子版が初めてとなる。このたび、日経電子版のPC版に新設された「noteで書く」ボタンの利用方法はとても簡単だ。“「noteで書く」ボタン”を押すと、記事見出し、記事URL、ハッシュタグ「#COMEMO」が挿入された「note」の投稿画面が自動的に立ち上がってくるので、そのままコメントを手軽に投稿できる。
また、併せて“「note」でお題企画「#ニュースで語る」”がスタート。気になるニュース、感銘を受けたニュースを自分の立場や視点から語った「note」を募集している。
お題企画の告知ページはコチラ
・クリエイターが作品を投稿し、ユーザーが応援できるメディアプラットフォーム「note」
メディアプラットフォーム「note」は、プロからアマまで、多様なクリエイターが文章やマンガ、写真、音声を投稿することができ、ユーザーはそのコンテンツを応援できるウェブサービス。2014年4月のサービス開始以降、現在までに約350万件の作品が誕生、月間アクティブユーザー数は1000万人に達している。
note
・「#COMEMO」付けて投稿、優良投稿はトップで掲載されるかも
日経はビジネスパーソンの発信機会を増やすことを目的に、「note」上で「COMEMO by NIKKEI」マガジンを運営している。ユーザーがハッシュタグ「#COMEMO」を付けて発信した“「note」投稿”の中から選び、「COMEMOマガジン」や日経電子版トップで紹介していく。日経の運営する「COMEMO」は、ニュースや書籍、体験などから得た気づきや考えを日々、記録・共有することができる知見シェアサービスとして2017年7月に開始。さまざまな分野で活躍する専門家がキーオピニオンリーダー(KOL)として参加している。また、読者は見るだけではなく、自分の意見を投稿することも可能だ。
今回実装された「COMEMO」の「note」機能。ともすると、一方通行に情報が発信され、読者は読み手として受け取る側でしかなかった新聞というメディア。新たな変革をもたらすことになりそうだ。
COMEMO
日経電子版の掲載記事に「noteで書く」ボタンを新設 PR TIMESリリース