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Release 電動パワーステアリングの市場規模、2026年に322億米ドル到達予測

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電動パワーステアリングの市場規模、2026年に322億米ドル到達予測

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株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「電動パワーステアリングの世界市場:種類別 (C-EPS、P-EPS、R-EPS)・機構別 (衝撃吸収型、衝撃耐久型)・モーターの種類別・用途別・オフハイウェイ車両別 (建設機械、農業機械)・電気自動車 (EV) 別 (BEV、PHEV、HEV)・EV用ギヤの種類別・地域別の将来予測 (2026年まで)」(MarketsandMarkets)の販売を10月19日より開始いたしました。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/mama1025623-electric-power-steering-market-by-component-type.html

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電動パワーステアリング(EPS)の市場規模は、2021年の252億米ドルからCAGR5.0%で成長し、2026年には322億米ドルに達すると予測されています。同市場の主な成長要因は、低燃費技術に関連した政府の規範や指令の増加、OEMによる複雑な車両の軽量化、世界的な車両生産の増加などが挙げられます。

電動パワーステアリング市場は、地域別に、アジア太平洋がリードし、北米と欧州がそれに続きます。北米と欧州では、多くの車両に電動パワーステアリングが搭載されていることから、同地域の市場は成熟期を迎えると考えられ、今後も、安定したペースで成長することが予想されます。

COVID-19による電動パワーステアリング市場への影響

COVID-19パンデミックは、自動車業界全体に深刻な影響を与えました。ACEA(欧州自動車工業会)によると、欧州の自動車部門は、2020年上半期だけで360万台、約1,106億米ドルに相当する生産損失を被ったと報告されています。北米市場については、ボストンコンサルティンググループ(BCG)によると、ワクチン開発に関する有利な報告があるものの、多くのリスクが残されており、COVID以前のレベルに回復するには、早くても2023年まではかかるとしています。このシナリオは、市場の成長が自動車の生産に直接関係していることから、電動パワーステアリングシステム市場にも同様の影響を与えることが予想されます。

牽引要因:自動車の重量を減らすためのOEMによる対策

ここ数年、自動車メーカーは、複雑性の低減と効率性の向上のために、油圧式から電動パワーステアリングシステムへの移行を進めています。EPSシステムは、油圧ポンプの代わりに電気モーターを使用して操舵補助を行うため、車両の軽量化に貢献します。ドライバーが加えた操舵力を電子センサーで計算し、電気モーターで増幅することで、操舵を容易にします。

阻害要因:高コストとステアリングフィールの不足

電動パワーステアリングの需要の高さにもかかわらず、この市場にはまだいくつかの課題があります。従来のステアリングシステムに比べてEPSのコストが高く、ステアリングフィールが不足していることが、市場の成長を妨げる要因となっています。

市場の可能性:商用車への普及

現在、商用車のパワーステアリング市場は油圧式パワーステアリング(HPS)が主流です。これは、構造が複雑で消費電力が大きく、水漏れしやすく、制御が難しいという問題があります。EPSは、出力調整が可能で、操舵性が良く、低燃費で無公害というメリットがあります。そのため、今後、商用車にも採用されるようになることが予測されます。


【 無料サンプル 】
当レポートの無料サンプルは、こちらからお申し込みいただけます。
https://www.gii.co.jp/report/mama1025623-electric-power-steering-market-by-component-type.html

【本件に関するお問合せ先】
販売代理店 株式会社グローバルインフォメーション
TEL:044-952-0102(9:00-18:00 土日・祝日を除く)
E-mail:dbm@gii.co.jp
URL:https://www.gii.co.jp

【株式会社グローバルインフォメーション 会社概要】
1995年の創立以来、海外市場調査レポートの販売を通じて企業のグローバル展開を支援しています。世界6カ国に拠点を持ち、海外の提携調査会社250社以上が発行する調査資料約10万点をワンストップでご提供。市場情報販売のグローバル・リーディングカンパニーを目指し、企業ならびに社会の発展に寄与すべく、お客様にとって真に価値ある情報をお届けしています。

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市場調査レポート/年間契約型情報サービス:https://www.gii.co.jp
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