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Release イエメン・サヌア近郊:学校近くへの攻撃で子どもが死傷【プレスリリース】

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イエメン・サヌア近郊:学校近くへの攻撃で子どもが死傷【プレスリリース】

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子どもの犠牲、累計1,400人に

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【2017年1月10日 サヌア(イエメン)発】

紛争が続くイエメンで、10日、首都サヌア近郊の学校付近への攻撃により、生徒が死傷したことを受け、ユニセフ・イエメン事務所代表メリトクセル・レラノは、以下の声明を発表しました。

今朝、イエメンの首都サヌア近郊のニフム地区(Nihm)にある学校付近に対して2度の攻撃があり、女の子1人が死亡、4人が負傷したことが確認されました。

今回の攻撃は、イエメンでの一般市民が暮らす地域に対する攻撃が、いかに子どもたちを殺害し傷つけ続けているかを示すものです。子どもたちは、勉強するかわりに、死や戦争、破壊を目撃しているのです。

2015年3月にイエメンで紛争が激化してから、国連は1,400人近くの子どもの死亡を記録しました。負傷した子どもの 数は2,140人を超えます。実際の数字はさらに高いと思われます。イエメンの2,000近くの学校は、破壊・損傷し、避難所や軍事的施設として利用されているため、教育施設として使用できなくなっています。

学校はいかなるときでも平和な場所であるべきです。子どもたちが学び、成長し、遊び、安全でいられる聖域であるべきです。子どもたちは、決して、学校に通うために命を失ってはならないのです。

ユニセフは、イエメン紛争のすべての当事者と彼らに影響力を持つ者に対して、国際人道法を遵守し、子どもたちの保護と、学校や教育施設を含む民間施設に対する攻撃の停止をあらためて訴えます。

* * *

本信はユニセフ本部が発信した情報をもとに、日本ユニセフ協会が編集・翻訳したものです。
本信の原文は、https://www.unicef.org/media/media_94382.html からご覧いただけます。

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■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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