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Release 中国の衛星測位システム「北斗」のサポートを追加した、新しい測位用ICを発表

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中国の衛星測位システム「北斗」のサポートを追加した、新しい測位用ICを発表

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多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーの
STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、スタンドアロン型の
1チップ測位用ICファミリであるTeseo IIIを発表しました。同製品は、北斗
(中国)、GPS(米国)、ガリレオ(ヨーロッパ)、グロナス(ロシア)、
準天頂衛星(日本)といった、複数の衛星測位システムからの信号を受信する
ことができます。

新しいTeseo IIIファミリは、業界をリードする性能を持ったSTの1チップ測位用
IC Teseo IIをベースに開発されており、測位精度がさらに向上しています。
また同製品は、自動車用途で見られるような、センサを使った推測航法(デッド・
レコニング)やアシスト型GNSSをサポートします。

STのインフォテインメント・ビジネス・ユニット ディレクターである
Antonio Radaelliは、次の様にコメントしています。「従来の全地球航法衛星
システム向けサポートに北斗衛星を追加したことで、Teseo IIIはアジア
のみならず全世界で測位精度と位置精度を向上させます。Teseo IIIは、
各種衛星システムからの信号を極めて正確に受信するため、都市部、農村部、
山間部で高い精度が求められる車載ナビゲーション・システムや
テレマティックス・システムの他、携帯型機器、船舶用機器、フィットネス機器
などに最適です。」

Teseo IIIファミリを構成する2製品シリーズ
-STA8089シリーズは、Teseo IIとピン配列互換性を有しており、各種機器に
北斗衛星のサポートを追加するため、顧客はアプリケーションを迅速に
移行することができます。
-STA8090シリーズには、北斗衛星のサポートに加え、さらに高効率なパワー・
マネージメント・ユニットが追加されています。

Teseo IIIファミリは、RF、デジタル制御回路、Flashメモリをすべて内蔵した
1チップ・ソリューションです。位置にかかわらず複数衛星による同時測位が
可能なため、ビル群のように建物などの障害物によって衛星からの受信が困難な
場所でも優れた精度を発揮します。同製品は、Teseoファミリの他の製品と同様
に、優れた処理能力と設計柔軟性により、高い測位精度と屋内感度性能を両立
しています。

現在、Teseo IIIは認定評価中で、2014年第1四半期にサンプル出荷を開始する
予定です。

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・
プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を
提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・
セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、
家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆる
シーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた
技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。
2012年の売上は84.9億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト
http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
オートモーティブ製品グループ
TEL: 03-5783-8260 FAX: 03-5783-8216

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