移動中や施設など社外でも働けるモバイルワークや在宅勤務といったテレワークは、ワークライフバランスの実現や営業効率・生産性の向上など目的に総務省を中心に官民一体となって推進が行われています。ソフトバンク・テクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:阿多 親市、以下SBT)は、この度、モバイルやクラウドを活用してワークスタイルを変革し、営業効率と生産性を向上させるための「Microsoft Dynamics CRM Online 導入サービス」を開始することをお知らせします。本サービスは個別見積もりで提供し、2018年3月末までに150社への導入を目指します。
▼ Dynamics CRM Online導入サービスの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.softbanktech.jp/service/list/dynamics/
ソフトバンク・テクノロジーが『Dynamics CRM Online』の導入支援を開始
SBTは、マイクロソフト社が開発・販売しているクラウド型コミュニケーションサービス Office 365、モバイルとクラウド時代のユーザーIDやデバイスからの包括的なアクセス管理を提供する Enterprise Mobility Suite(EMS)、「分析、コンピューティング、データベース、ネットワーク、ストレージ、Web等」を統合したクラウドサービスのコレクション Microsoft Azure などについて、国内でトップクラスの導入実績があります。また、IoTやデジタルマーケティング分野の知見や技術も保有しています。
今回、SBTでは、マイクロソフト製品とSBT独自ソリューションの組み合わせにより、マルチデバイス活用による属人的な営業活動からの脱却や案件管理の精度向上、セキュリティ課題の解決、「システムを導入すれば成果が出るかも」という落とし穴への対策など、これまでに培ったノウハウを凝縮した「Dynamics CRM Online導入サービス」の提供を開始することにしました。
4年以上の Dynamics CRM 運用ノウハウを凝縮
クラウド型のCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)、やSFA(Sales Force Automation:営業支援)は、各社から様々なサービスが提供されています。SBTがCRM・SFAのリプレイスを検討していた2011年には、既に Office 365 を中心としたワークスタイルが確立していたことから、Office 365 と親和性の高いDynamics CRM Online(以下、Dynamics CRM)を導入し、働きやすさと業務効率の向上をセキュアに実現できるテレワークの確立することを目指しました。
SBTには、2011年から4年以上にわたって Dynamics CRM を運用してきた実績と経験があり、CRMやSFAの導入時にありがちな「システムを導入すれば成果が出るかも」という落とし穴を熟知しています。例えば、導入後に現場部門が必要情報を入力してくれないといったケースや、蓄積されたデータを営業活動やマーケティングにどのように活用できるのかわからないなど、SBTでも導入当初は課題がありましたが、改善サイクルを回しながら運用を積み重ねて課題を解決し、ノウハウとして蓄積してきました。
■ Dynamics CRM の SBT活用例
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/7357/table/244_1.jpg ]
▼ マイクロソフト社 SBTの Dynamics CRM 導入事例ページ
https://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/softbanktech5.aspx
SBTが提供する「Dynamics CRM Online導入サービス」の特徴
Dynamics CRM にはCRMとSFAの機能が備わっており、これら2つの機能を利用することで各組織が下記表のようなメリットを享受できることに加えて、各部門の情報を横断した連携により、各部門・個人の個別管理から脱却できます。基幹業務システム(ERP)やBIツールとの連携により、リアルタイム業績見込の管理なども実現が可能で、迅速な経営判断にも活用できます。
■ Dynamics CRM Onlineの活用例
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/7357/table/244_2.jpg ]
Dynamics CRM は、Office365 やEMS連携により業務効率の向上を実現できます。また、Microsoft Azure 上で稼働させているSBT自社ソリューションのOSG (Online Service Gate) 、AoC (ADFS on Cloud)併用により、スマートフォンやタブレットなどを社外利用するシーンにおいても、ユーザーIDやモバイルデバイスを一元管理し、システムへのアクセス管理・制御をユーザーに一切意識させることなく、高いセキュリティレベルを維持できます。
■ Dynamics CRM Online導入サービスの内容
スピード導入から、社内定着までワンストップでサポートするパターンなど、ご要望・予算に応じた最適な導入支援を行います。
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/7357/table/244_3.jpg ]
■ Dynamics CRM Onlineと連携可能なマイクロソフト製品/SBTサービス
[表4: https://prtimes.jp/data/corp/7357/table/244_4.jpg ]
【効果】
・モバイル&クラウドを活用した働き方の確立
・営業効率、生産性の向上
・利便性とセキュリティ対策の両立
Dynamics CRM Online導入サービスの提供開始について、日本マイクロソフトよりコメントを頂いています。
「日本マイクロソフトはこのたびのソフトバンク・テクノロジー様の「Dynamics CRM Online導入サービス」の提供開始を歓迎します。Dynamics CRM Onlineは商談、案件管理、お客様サポート、業務アプリの開発基盤などの機能を様々なデバイスから利用でき業務の処理スピードが向上するだけではなく、Office 365を始めとする弊社クラウドサービスとの親和性が非常に高い製品です。ソフトバンク・テクノロジー様がDynamics CRM Onlineを自社活用することで得られた技術・知見が、「Dynamics CRM Online導入サービス」を通してお客様のビジネスを力強く支えることを確信しております。日本マイクロソフトは、今後もソフトバンク・テクノロジー様とのより深い協業関係に基づき、お客様のクラウド及びモバイル活用を推進してまいります。」
日本マイクロソフト株式会社
執行役 Dynamics ビジネス統括本部長
岩下充志
SBTは、デジタルマーケティング分野にも注力しており、データをもとにした潜在顧客の理解、潜在顧客の理解、リードの評価を行うことのできるマーケティングオートメーションの知見や基盤構築の実績もあります。今後は、Dynamics CRM のデータをデジタルマーケティング分野に活用することにも積極的に取り組んでいく予定です。SBTでは、日本マイクロソフト株式会社と密に連携しながら、セキュリティの担保と利便性を両立するクラウドサービスの提供を通じて、企業のクラウド活用とビジネス発展に寄与していまいります。
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