13のプロジェクトのほか、十和田市現代美術館で開催中の個展「AKI INOMATA: Significant Otherness 生きものと私が出会うとき」の展示風景も収録。
株式会社美術出版社(東京・品川/代表取締役社長:遠山孝之)は、『AKI INOMATA:Significant Otherness 生きものと私が出会うとき』を、2019年10月25日に発売いたしました。
現代美術家、AKI INOMATA初の作品集で、日本の美術館では初となる個展、「AKI INOMATA: Significant Otherness(シグニフィカント・アザネス)生きものと私が出会うとき」(十和田市現代美術館)を記念しての刊行。
代表作の、やどかりに3Dプリンターで制作した各国の都市を模した殻を提供して住み替えてもらう作品《やどかりに「やど」をわたしてみる》から、十和田を含む青森県南部地方で飼育されていた南部馬を題材にした新作《ギャロップする南部馬》まで、13のプロジェクトを、本人の解説と美しいビジュアルで紹介しています。
巻末には、論考集も掲載しています。
【寄稿】
パオラ・アントネッリ(MoMAキュレーター)/温又柔(小説家)/岩崎秀雄(研究者/アーティスト)/港千尋(写真家/人類学者) /小池一子(十和田市現代美術館)/金澤韻(十和田市現代美術館)
【著者プロフィール】
AKI INOMATA(あき・いのまた)
1983年生まれ。2008年東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻修了。INOMATAは、「つくる」行為が人間だけに特権的なものではないことに着目し、生物との共同作業のプロセスを作品化してきた。生物との関わりから生まれるもの、あるいはその関係性を提示している。 近年の展覧会に、「第22回ミラノ・トリエンナーレ」(トリエンナーレデザイン美術館、2019) 、「タイビエンナーレ 2018」(クラビ市内、タイ、2018)、「AKIINOMATA, Why Not Hand Over a“ Shelter” to HermitCrabs?」(ナント美術館、フランス、2018)、「Coming of Age」(Sector 2337、シカゴ、2017)、「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」(2016)、「ECO EXPANDED CITY」(WRO Art Center、ヴロツワフ、ポーランド、2016)ほか国内外の展覧会に多数参加。2017年ACCの招聘でニューヨークに滞在。
【書籍情報】
『AKI INOMATA: Significant Otherness 生きものと私が出会うとき』
著者:AKI INOMATA
発売:2019年10月25日
定価:3200円+税
発行:美術出版社
仕様:A5判、上製、176ページ
ISBN:978-4568105209
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