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Release 【朝日小学生新聞】2019年度 中学受験を経験した保護者に調査を実施

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【朝日小学生新聞】2019年度 中学受験を経験した保護者に調査を実施

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志望校選びや子育ての工夫をアンケート

 株式会社朝日学生新聞社(東京都中央区、代表取締役社長・脇阪嘉明)は、2019年度の中学受験を経験した小学6年生の保護者を対象にアンケートを実施し、中学受験をすることにした理由や、志望校選びで重視したこと、中学受験を意識してから子育てで工夫したことなどを調査しました。

 アンケートは2019年2月7日~2月20日に実施。朝日小学生新聞や合格発表の会場で呼びかけ、ウェブサイトやアンケート用紙への記入により、小学6年生の保護者593名から有効な回答を得ました。対象児童の性別は、男性47%、女性53%です。
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■中学受験の理由は、「子ども自身の希望」、「教育内容」、「高校受験の回避」
 中学受験をすることにした理由を、選択肢から3つ選ぶ質問では、「子ども自身が希望した」353人(59.5%)、「教育内容が地元の中学校より良い」288人(48.6%)、「高校受験をしなくてすむ」が255人(43.0%)でした。「大学進学に有利」と回答した人も、236人(39.8%)いました。画像1:
■中学受験の情報収集は、3、4年生から
 保護者が、塾や中学校などの具体的な情報を集め始めた時期は、4年生からが194人(32.7%)で最も多く、次いで3年生からが166人(28.0%)、5年生からが123人(20.7%)でした。
画像2:

■志望校選びは、「子ども自身の希望」、「雰囲気」、「大学進学実績」を重視
 志望校を選ぶうえで重視したことを、選択肢から3つ選ぶ質問では、「子ども自身の希望」が326人(55.0%)、「雰囲気」237人(40.0%)、「大学進学実績」201人(33.9%)で、「通いやすい」(190人・32.0%)かどうかも重視されていました。
画像3:

■中学受験を意識してからは、「新聞を読ませる」が7割、
「計算など反復練習」が5割、「本を読ませる」が4割
 中学受験を意識してから、子育てで工夫したことを選ぶ質問(複数回答)では、「新聞を読ませる」が401人(67.6%)、「計算など算数の反復練習」が304人(51.3%)、「本を読ませる」が250人(42.2%)と多く、毎日コツコツ取り組ませている様子がうかがえました。また、「スケジュール管理」を工夫したと答える回答者も多く、286人(48.2%)いました。
画像4:

■進学塾以外の習い事は、スポーツ、英会話・楽器教室
 受験のための進学塾以外で通っていた塾や習いごと(複数回答)では、スポーツが319人(53.8%)、英語・英会話が175人(29.5%)、楽器教室が232人(39.1%)いました。
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【自由回答の一部を紹介します】
■中学受験をすることにした理由
 選択式の回答では、「子ども自身の希望」を回答する割合が多かったが、保護者自身も地元の公立中学校に期待はしておらず、より整った環境を求めている。子どもの未来が広がるかどうかを重視している。

・子どもの特性を伸ばすにふさわしい友人・環境を選ぶため。
・女子校に行きたいと子ども自身が希望した。
・落ち着いた環境の中、中学高校の多感な時期を過ごしてほしいため。
・公立に行くより広い範囲で物事を判断できる大人になれると思って。
・子どもの資質を伸ばし、良い仲間と出会えると思ったから。
・興味があることを6年間かけ、探すことができるから。
・6年間というスパンのなかで、受験に追われることなく本当に大切な学習や人生勉強をして欲しかったため。
・医者になる夢に一番近い。
・同じレベルの友達と切磋琢磨して学校生活を送れる。

■志望校を選ぶうえで重視したこと
 礼儀や作法などを生徒に指導しているか、子どもが自ら学ぶ姿勢を身につけられるか、社会で必要な力を養えるかどうかなど、校風や教育内容、方針を重視している。

・将来世界にも通用するリーダーの育成に重点を置いた教育方針。また、これからの教育では学習面だけではなくよりよい人間関係を築くことが出来る人の育成の大切さを校長先生が強く望んでいるところ。
・受験予備校的なカリキュラムだけではなく、探究心を育む教育をする。
・学校が礼儀をきちんと生徒に身につけさせている学校が良かった。また、子どもが馴染みやすそうな雰囲気、いじめ対策をしているかも大事なポイントでした。
・先生たちの雰囲気が良いか。
・自ら考えて発言したり、文章にまとめたりすることができる力を育ててくれる。
・子どもが希望する大学、就職希望職種に沿った教育や活動、環境が整っているか。
・基礎学力をしっかり身につけ、自分から問題を見つけ解決できる力を養えると思う、教育内容でした。
・生徒自らの主体的な活動ができたり、特別な教育(SSH・SGH等)が受けられたりするから。

■中学受験を意識してから、子育てで工夫したこと
 保護者は、日常的にアラームを使うなど、メリハリのある生活を心がけ、睡眠時間の確保にも気を付けている。受験勉強は朝、学校に行く前に取り組む家庭が多い。リビング学習を取り入れ、必要なものはすぐに手に取れるよう整理している。テレビの音で勉強の邪魔をしないよう、家族はイヤホンを使って視聴したり、家具の配置を変えたりすることもあるようだ。また、息抜きのために、習い事を続ける家庭も多かった。

【生活】
・体調管理。風邪をひかないように日頃から適度な運動や体を動かすことをした。受験をすると決める前からやっていたテニスやスイミングも気分転換になると思いずっと続けた。
・つきっきりで勉強を教えたりはしなかったが、子どもの様子を観察してメンタル面や健康面、スケジュール管理などのフォローにつとめた。
・毎朝5時に起きて1時間半勉強する習慣を早めにつけました。放課後だと疲れてしまっている日もあるので、朝の元気なうちに勉強させました
・6年の夏休み明けからは、やることを絞らないと時間がないため、時間の管理は徹底しました。タイマーをかけて、1つの問題を素早く正確に解くことを目標にしており、タイマーは欠かせなかったです。
・習い事との両立です。毎日スケジュールがビッシリで親も送迎等大変でした。ただ、本人が行きたいと希望すれ出来る限り、その気持ちに沿うようにしました。
・受験勉強だけでは、ストレスがたまると思い適度にスポーツをさせていた。
・無理をすると、体調が悪くなる子だったので、最後まで睡眠はきちんととるようにしました。また、過去問演習など、家で今日なにをやるか、スケジュール表を作って、管理しました。
・テレビは決まった番組のみ録画で見る。家族もその時間以外見ない。早起きして、朝必ず計算をする。

【学習環境】
・気が散りやすいので、目に入るものがシンプルなように心がけました。
・アラームが付いた時計を買い、時間を意識して学習を行うようにしました。
・受験勉強を本格的に始める4年後半から子ども部屋の机の配置やインテリアをすべて勉強モード用に変えました。勉強するのに快適な空間にしました。
・リビング学習がメインだったため、下の子が横でテレビを見ていることがあったが、勉強している子から見えないようにテレビエリアと勉強エリアをカーテンで仕切り、テレビを見ている子は無線ヘッドフォンで音を聞かせるようにした。
・リビングで勉強がしやすいように、参考書や辞典、辞書、PCなど使うものは全てリビングに置いた。
・毎日のスケジュール管理は親がやり、コミュニケーションをとりながら、リビングで学習した。
・勉強机を広く大きいものにし、台所やリビングから見える位置にした。また食卓でもよく勉強した。常々、どこでもいいから、やりやすいところで勉強しなさいと言っていた。父親の部屋を作り、テレビはそこで見てもらった。

【勉強法の工夫】
・計算や漢字などで落とさないように、何度も計算練習や漢字練習などをやらせた。
・中学受検は親子で臨むものだと思ったので、一緒に勉強したこと。朝の計算は、時間を計って、競争して取り組んだこと。
・親子の会話ではニュースの内容などを積極的に取り入れたり、興味が持てるように時にはマンガなども利用したりした。
・子どもから聞かれた事に対して、話を掘り下げて細かく説明するようにしました。子どもの話し方についても、相手が聞きやすいように、主語述語をはっきりと、言葉を省略しないで話すように伝えました。
・旅行で史跡見学の際、歴史的背景と結び付けて、話し合うことを実行した。
・勉強と意識させずに教養を身につけられる、学習漫画を活用しました。
・日本地図や世界地図を目に付くところに貼って、ニュースがあったら、場所を一緒に確認する流れで、特産や気候など、関連付けさせるようにしていました。

【その他】
・本当に受験をしたいのか、何のために受験するのかを何度も話し合ったりして子どもの意思を確認した。体調管理に気をつけた。
・受験する目的は何なのかを事あるごとに聞いた。
・中学受験をゴールとして考えて欲しくなかったので、子どもの人生において通過点に過ぎないこと、自分の人生の道をどの方向に進めるかを決められるのは自分自身だけだという話をよく話しました。

※プレスリリースのPDF版はこちらからダウンロードできます。
https://prtimes.jp/a/?f=d21716-20190416-2286.pdf

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