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Release ワントゥーテン、「食と文化の地産地消」を掲げる新プロジェクト「夜会」を開始

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ワントゥーテン、「食と文化の地産地消」を掲げる新プロジェクト「夜会」を開始

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京都と東京を拠点とする株式会社ワントゥーテン(本社:京都市、代表取締役社長:澤邊芳明、以下1→10)は、日本各地の古き良き歴史や伝統文化を再発見し、先端のテクノロジーを用いて演出、美食を愉しむ「夜会」を日本各地で推進していくことをお知らせします。

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「夜会」は『五感で愉しむ和の集い』のコンセプトのもと、その土地を最も魅力的に表現し、ここだけの美食を体験することができる、「食と文化の地産地消」を掲げています。

「夜会」のクリエイティブディレクターは、引地耕太。市川海老蔵出演「歌舞伎座百三十年 七月大歌舞伎 夜の部 『通し狂言 源氏物語』」イマーシブプロジェクション(2018年7月)や、J-CULTURE FESTでのデジタル映像表現のクリエイティブディレクションを担当しました。

2018年11月には、文化財保護法により国の「名勝」として指定されている旧芝離宮恩賜庭園にて、紅葉ライトアップイベント「芝離宮夜会 by 1→10 ~Lights interact with nature~」を開催し、ナイトタイムエコノミーの新たな施策としても大きな注目を集め、来園者数は4日間で約10,000人を記録しました。

芝離宮夜会での好評を受けて、光と音の演出、和の飲食コーナーなど、よりアップデートした「江戸夜会」を開催します。「江戸夜会」は2019年夏、秋、そして2020年夏の三部作の構想があり、第一回目となるのが、令和元年7月25日(木)より開催される、夜間ライトアップイベント『江戸夏夜会 by 1→10 ~旧芝離宮恩賜庭園~』です。
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・『江戸夏夜会 by 1→10 ~旧芝離宮恩賜庭園~』 WEBサイト:http://yakai.1-10.com

江戸夏夜会のテーマは、「都市と自然」の融和 Harmony of City and Nature.。
当時の江戸は、川や水路が網目のように張り巡らせていたことから、「水の都」と呼ばれていました。
また、会場となる旧芝離宮恩賜庭園も、もともとは海辺の浜に面した庭園であり、周囲一帯を埋め立ててつくられました。現在の庭園は、池に高層ビル群の光が反射し、鏡のように映り込みます。
江戸から続く豊かな自然庭園と、現代的な都市風景のコントラストが趣深いこの場所は、まさに「都市と自然」の融和を体現しており、今回はテクノロジーを活用し、当時の江戸の情景を蘇らせます。
青を基調とした木々のライティングをはじめ、水の都らしい「霧」を使ったインスタレーション、会場を装飾する行灯や傘などはすべて、水をテーマにしたサウンドとシンクロし、当時の潮風や波音を再現しています。

■「夜会」クリエイティブディレクター 引地耕太のコメント

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「Circle of Harmony ~多様なものの調和と、その循環による新たな創発~」。
江戸夜会 三部作のコンセプトは「Circle」と「Harmony」というこの国の根底に通じる2つの単語から形づくられています。
古くから日本人に根ざす「和」の美意識。これは、人が心と心を通わせ、異なるものを敬う価値観、そして、自然のなかのあらゆるものに命があり、神が宿るという自然観へと通ずるもの。また、調和を重んじる精神があったからこそ、日本は常に外部から異文化を取り入れ、自らの文化と融合させて新たな文化を生み出してきました。江戸夜会のコンセプトにある「Harmony」は、この「和」の美意識を表しています。
そして、「Circle」とは、それが廻りめぐってゆくこと。「円」と「循環」を意味するこの言葉は、ひとつでもあると同時に、全てでもあり、はじまりも終わりもない時と生命の流れを表しています。国旗に描かれた「日の丸」、禅における悟りや真理を表す「円相」、仏教の基本思想である「輪廻」など、「Circle」もまた、この国の思想、文化に通底するものがあります。
江戸時代は、大政奉還までの264年間、世界史でも稀な内乱のない平和な時代だったと言われています。当時の江戸は、平和都市「パクス・トクガワーナ」と評され、自然、文化、人が調和し、響き合い、豊かで新しいものが次々と創発されました。
その土地ならではの自然を「環」、歴史や文化の背景を「話」、そこで生まれる人と人の繋がりを「輪」の3つで構成される夜会。江戸夜会では、この3つのWAを三部作にて表現します。
「和」という思想、それは日本人の美意識、自然観であるだけでなく、混沌と調和からまったく新しいものの価値をも生み出す力もまた備えています。和を尊ぶ考え方、自然を敬い、異なる価値観の調和を尊ぶ「美意識」が分断や対立を超えた世界をつなげ、人と人をよりつなげていく。人と人、そして世界の調和することを美とする「和」の美意識をここから世界へ伝えていきたいと考えています。

■引地耕太プロフィール
クリエイティブディレクター/美術家
1982年鹿児島県生まれ。東京を拠点に活動するアーティスト/クリエイティブディレクター /アートディレクター/演出家。
「芸術創造と科学技術との融合」をテーマにアート、エンターテイメント、コマーシャルなど創造産業全般で活動。
NIKEやBOSE、TOYOTAをはじめとするグローバルブランドのクリエイティブからブランディング/イノベーション創出、歌舞伎座 市川海老蔵出演「通し狂言 源氏物語」などの映像演出、テクノロジー×スポーツ「CYBER SPORTS」などのeスポーツ開発などその活動は多岐にわたる。
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 クリエイティブディレクター/アートディレクター。
グッドデザイン賞、文部科学大臣賞グランプリ他、世界ポスタートリエンナーレトヤマなど国内外の受賞多数。

■1→10について
最先端テクノロジーを軸に、デジタル技術を駆使した新サービスの開発や、プロジェクションマッピングやXRなどを活用した商業施設やイベントのデジタル演出などを行っているクリエイティブスタジオ。
日本の伝統文化と先端テクノロジーの融合によるアート活動のMixedArts(複合芸術)プロジェクトや、パラスポーツとテクノロジーを組み合わせた新しいスポーツエンタテインメントのCYBER SPORTSプロジェクトなど、多くの独自プロジェクトも進行している。
https://www.1-10.com/

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