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Release デジタル在庫管理における「カウント漏れ・重複カウント」に課題 ハンディーターミナル導入・未導入者の両方から「導入コスト」「開発コスト」を懸念する声

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デジタル在庫管理における「カウント漏れ・重複カウント」に課題 ハンディーターミナル導入・未導入者の両方から「導入コスト」「開発コスト」を懸念する声

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~4割の企業が手作業で在庫管理業務を行う実態、抱える悩みも明らかに~

 国内シェアNo.1(※1)の現場帳票電子化ソリューションであるi-Reporterを提供する株式会社シムトップス(本社:東京都品川区、代表取締役:水野貴司)は、棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務を行っている担当者110名に対し、在庫管理業務に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。


調査サマリー


画像1:




調査概要

調査概要:在庫管理業務に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー(R)︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年12月28日~同年12月29日
有効回答:棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務を行っている担当者110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

≪利用条件≫
1 情報の出典元として「i-Reporter」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://i-reporter.jp/


在庫管理業務の方法、「デジタル」が59.1%、「手作業」が40.0%

 「Q1.あなたのお勤め先では、棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務をどのような方法で行っていますか。複数の方法で行っているという方がいらっしゃる場合は、中心で行っている方法を教えてください。」(n=110)と質問したところ、「デジタル」が59.1%、「手作業(紙やエクセルへの手入力)」が40.0%という回答となりました。

画像2:

・デジタル:59.1%
・手作業(紙やエクセルへの手入力):40.0%
・わからない/答えられない:0.9%


「デジタル」管理の棚卸し、58.5%が「バーコード」で集計

 Q1で「デジタル」と回答した方に、「Q2.あなたのお勤め先では、棚卸しの集計作業をどのような手法で行っていますか。複数の方法で行っているという方がいらっしゃる場合は、中心で行っている方法を教えてください。」(n=65)と質問したところ、「QR」が35.4%、「バーコード」が58.5%という回答となりました。

画像3:

・QR:35.4%
・バーコード:58.5%
・RFID:1.5%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:4.6%


「デジタル」在庫管理の不満、「カウント漏れ・重複カウント」「自社のミスによる在庫減の記録漏れ」が47.7%で最多

 Q1で「デジタル」と回答した方に、「Q3.デジタルな手法により、棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務を行う際の不満・悩みがあれば、教えてください。(複数回答)」(n=65)と質問したところ、「カウント漏れ・重複カウントが起こる」が47.7%、「自社のミスによる在庫減の記録漏れが起こる」が47.7%、「実在庫数と論理在庫数に差異がある」が46.2%という回答となりました。

画像4:

・カウント漏れ・重複カウントが起こる:47.7%
・自社のミスによる在庫減の記録漏れが起こる:47.7%
・実在庫数と論理在庫数に差異がある:46.2%
・労力や負担が大きい:44.6%
・時間・工数がかかる:41.5%
・入荷元の納品ミスが起こる:23.1%
・その他:3.1%
 ー63歳:マスター不備
・特にない:10.8%
・わからない/答えられない:1.5%


「手作業」在庫管理業務の不満、「カウント漏れ・重複カウントが起こる」が72.7%で最多

 Q1で「手作業(紙やエクセルへの手入力)」と回答した方に、「Q4.手作業により、棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務を行う際の不満・悩みがあれば、教えてください。(複数回答)」(n=44)と質問したところ、「カウント漏れ・重複カウントが起こる」が72.7%、「時間・工数がかかる」が65.9%、「実在庫数と論理在庫数に差異がある」が63.6%、「労力や負担が大きい」が63.6%という回答となりました。

画像5:

・カウント漏れ・重複カウントが起こる:72.7%
・時間・工数がかかる:65.9%
・実在庫数と論理在庫数に差異がある:63.6%
・労力や負担が大きい:63.6%
・自社のミスによる在庫減の記録漏れが起こる:36.4%
・入荷元の納品ミスが起こる:15.9%
・その他:2.3%
 ー52歳:棚卸の間、店を閉めておかねばならない
・特にない:4.5%
・わからない/答えられない:0.0%


約9割の担当者がハンディターミナルを導入

 Q1で「デジタル」と回答した方に、「Q5.あなたのお勤め先では、棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務においてハンディーターミナルを使用していますか。」(n=65)と質問したところ、「使用している」が89.3%、「使用していない」が9.2%という回答となりました。

画像6:

・使用している:89.3%
・使用していない:9.2%
・わからない/答えられない:1.5%


ハンディーターミナルの導入者から、「バーコードを一つずつ読み取る作業が大変」の他、「導入コスト」に懸念の声

 Q5で「使用している」と回答した方に、「Q6.ハンディーターミナルを使用して棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務を行う上で、悩みや不満があれば教えてください。(複数回答)」(n=58)と質問したところ、「バーコードを一つずつ読み取る作業が大変」が50.0%、「スキャン漏れ・通信エラーがある」が46.6%、「導入コストが高い」が36.2%という回答となりました。

画像7:

・バーコードを一つずつ読み取る作業が大変:50.0%
・スキャン漏れ・通信エラーがある:46.6%
・導入コストが高い:36.2%
・業務ごとのアプリやシステム連携の開発に時間がかかる:34.5%
・ハンディのバッテリーが途中で切れることがある:31.0%
・チェックに時間がかかる:27.6%
・バーコードを貼る作業が負担に感じる:17.2%
・その他:1.7%
・特にない:10.3%
・わからない/答えられない:1.7%


他にも「バーコード内容が変更になるとシステム改修が発生する」や「データ抽出に時間がかかる」などの不満も

 Q6で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、ハンディーターミナルを使用して棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務を行う上で、悩みや不満があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=51)と質問したところ、「バーコード内容が変更になるとシステム改修が発生する」や「データ抽出に時間がかかる」など32の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・39歳:バーコード内容が変更になるとシステム改修が発生する。
・46歳:データ抽出に時間がかかる。
・55歳:感度が悪い。
・41歳:手作業が多い。
・41歳:バーコード貼り忘れ。
・55歳:正しい読み取り成果が上がっているか不明、またその確認作業の手間。
・41歳:デジタルだけど結局、アナログ。
・44歳:スキャン登録する人手や時間が無駄。


ハンディーターミナルの未導入者からは、「導入コスト」や「システムの開発コスト」に懸念の声

 Q5で「使用していない」と回答した方に、「Q8.ハンディーターミナルを導入していない理由を教えてください。(複数回答)」(n=6)と質問したところ、「システムの開発コストが高いから」が33.3%、「端末の導入コストが高いから」が16.7%、「システムのカスタマイズ性が悪いから」が16.7%、「システム設計や作業の標準化に時間がかかるから」が16.7%、「バーコードやRFIDを貼る作業が負担になるから」が16.7%という回答となりました。

画像8:

・システムの開発コストが高いから:33.3%
・端末の導入コストが高いから:16.7%
・システムのカスタマイズ性が悪いから:16.7%
・システム設計や作業の標準化に時間がかかるから:16.7%
・バーコードやRFIDを貼る作業が負担になるから:16.7%
・社内で承認が通らないから:0.0%
・バーコードを貼れない商材だから:0.0%
・操作が難しそうだから:0.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:33.3%


「iPhoneやiPadで誰でも簡単に作成できるシステム」に78.2%が興味

 「Q9.あなたは、iPhoneやiPadで複数バーコードを一括・連続で読み取ることができ、読み取りもエクセルを使って誰でも簡単に作成できるシステムに興味がありますか。」(n=110)と質問したところ、「非常に興味がある」が38.2%、「やや興味がある」が40.0%という回答となりました。

画像9:

・非常に興味がある:38.2%
・やや興味がある:40.0%
・あまり興味がない:10.9%
・全く興味がない:4.5%
・わからない/答えられない:6.4%


最も興味のあるポイントとして、「複数バーコードを一括&連続で読み取ることができる」が39.5%で最多

 Q9で「非常に興味がある」「やや興味がある」と回答した方に、「Q10.複数バーコードを一括・連続で読み取り、iPadやiPhoneでの作業が可能なシステムに関して、最も興味があるポイントを教えてください。」(n=86)と質問したところ、「複数バーコードを一括&連続で読み取ることができる」が39.5%、「導入コストを抑えられる」が24.4%という回答となりました。

画像10:

・複数バーコードを一括&連続で読み取ることができる:39.5%
・導入コストを抑えられる:24.4%
・自社でシステムの作成やメンテナンスができる:11.6%
・iPadやiPhoneで操作ができるので使いやすそう:19.8%
・その他:1.2%
 ー52歳:労力削減
・わからない/答えられない:3.5%


まとめ

 今回は、棚卸し・入出庫・ピッキングなどの在庫管理業務を行っている担当者110名に対し、在庫管理業務に関する実態調査を実施しました。

 「デジタル」在庫管理を行っている企業が約6割、「手作業」在庫管理を行っている企業が約4割おり、「デジタル」在庫管理の不満として、「カウント漏れ・重複カウント」「在庫減の記録漏れ」が最多となり、「手作業」在庫管理業務の不満においても、「カウント漏れ・重複カウントが起こる」が最多となりました。「手作業」在庫管理を行う企業の悩みとして、6割以上から「時間・工数がかかる」「実在庫数と論理在庫数に差異がある」「労力や負担が大きい」などの意見も出ました。また、約9割の担当者がハンディターミナルを導入する一方で、ハンディーターミナルの導入者・未導入者の両方から「導入コスト」や「システムの開発コスト」に懸念の声が挙がりました。

 社会的にDXが叫ばれている中、在庫管理においてもシステム化が求められています。しかしながら、DX化にはコストがかかる・使い方を覚えたり導入が大変というイメージが先行しており、なかなかDX化を推進できていない企業も多いのではないでしょうか。今使っているスマホやタブレットでの管理作業に切り替えられるサービスであれば、新たなハンディターミナルの購入が不要な上、紙ベースの管理作業から手軽に脱却することができるのではないでしょうか。


在庫管理業務に関するお悩みは「i-Repo Scan」で解決!


画像11:

i-Repo ScanはiPhoneやiPadの標準のカメラ機能を用いて、一画面に入らない複数バーコードを連続シーケンスにおいて一括で読み取りが可能なアプリケーションです。バーコードの読取画面や機能の作成はExcelをベースにお客様側で自由に作成・メンテナンスが可能。

大量のバーコード内に異なる複数のバーコード種類が混在している場合でも、事前に指定したバーコード種類のみを一度に読み取ることができるなど、様々な機能をお客様側で簡単にカスタマイズすることができます。

▼リリース案内はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000074154.html

▼無料お試しはこちら
https://i-reporter.jp/scan_trial/

▼製品紹介ページはこちら
https://i-reporter.jp/scan/


株式会社シムトップスについて

会社名  :株式会社シムトップス
本社住所 :〒141-0021 東京都品川区上大崎2-25-2 新目黒東急ビル10階
代表者名 :代表取締役社長 水野 貴司
設立年月日:1991年10月1日
資本金  :1千6百5十万円
売上高  :15億2千百万円(2021年度売上)
従業員数 :計56名(2022.3末時点)

<事業内容>
■個別受注生産向け生産スケジューラ、生産管理システムDIRECTORの開発/販売
■ノーコード現場帳票ペーパーレス ソリューション i-Reporterの開発/販売
■各種i-Repoファミリー製品・サービスの開発/販売
■BOPプロセスエディタ MPPCreatorの開発/販売
シムトップスは、1991年に国産生産スケジューラ専門会社の草分けとして誕生しました。
多くのお客様での生産スケジューリングや工程管理システムの構築、運用を通して得たノウハウを製品にフィードバックしながら、製造現場で使える生産スケジューラ、工程管理システム、IoTデータ収集ソリューション、「現場帳票」の電子化システムなどのパッケージ製品を開発し、お客様の現場DXを支援致します。

▼企業サイトはこちら
https://www.cimtops.co.jp/


(※1)富士キメラ総研 2022年8月3日発行
業種別IT投資 / デジタルソリューション 2022年版
I-4現場帳票ペーパーレス化ソリューション市場占有率36.1%(2021年度実績)

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