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Release 明日3月19日は「世界睡眠デー」、睡眠時間が短い日本人ほど眠るための環境作りを

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明日3月19日は「世界睡眠デー」、睡眠時間が短い日本人ほど眠るための環境作りを

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Regular Sleep, Healthy Future(規則正しい睡眠と健康な未来)”を実現するために、調査結果から導いた快睡するための環境作りとは?

コアラスリープジャパン株式(本社:東京都渋谷区、創業者:ダニエル・ミルハム、ミッチ・テイラー)は、2021年3月19日(金)の「世界睡眠デー」に先立ち、全国の16歳から69歳までを対象にこれまで4回にわたって「睡眠」に関する調査結果を発表してまいりました。このたび、世界睡眠デー2021を直前にこれらの調査結果をまとめるとともに、世界睡眠デー2021のスローガンである”Regular Sleep, Healthy Future(規則正しい睡眠と健康な未来)”を実現するために調査結果をもとに提言を行います。

■ 日本人が求める「睡眠」は、「睡眠時間」よりも「睡眠の質」
10,000人を対象に実施した「睡眠時間」の調査においても、平日の平均睡眠時間は6時間以上7時間未満が34.5%(休日:29.4%)と最も高く、次いで5時間以上6時間未満が27.8%(休日:16.3%)、そして7時間以上8時間未満が18.5%(休日:29%)と、今回の調査対象年齢に関して、2018年のOECD調査(日本人の平均睡眠時間:7時間22分)よりも短い睡眠時間であることが判明しました。

【平日と休日の睡眠時間の差異(サンプル数:10,000)】
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OECDの調査において、日本人の睡眠時間が加盟国で最も短いことが言及されており、諸外国と比べても短い睡眠時間が課題視されてきました。しかし、今回の調査で「満足感のある睡眠」について質問したところ、「いつもより長く眠れること」を求める日本人は24.0%に留まり、「目覚めが良いこと(65.6%)」、「朝まで起きずに眠れること(60.4%)」、「起きた時に前日の疲れが取れていると実感すること(56.8%)」などが上位に来るなか、「睡眠の長時間化」よりも、睡眠中の環境改善による「睡眠の質の向上」が求められている傾向にあります。

【「満足感ある睡眠」を得られたと実感する事柄(サンプル数:10,000)】
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■ 新型コロナウイルスによる生活リズム、睡眠リズムの変化がストレスに
「睡眠の長時間化」よりも「睡眠の質の向上」が求められる背景には、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響が関係していると考えられます。10,000人を対象に行った調査では、コロナ前とコロナ禍での生活変化において、過去1年間での在宅勤務経験者が24.4%、オンラインによるホームスクーリングが3.8%になり、自宅と職場、または学校が同一空間での環境を経験しています。これらの変化から、17.3%が「イライラする機会が増えた」と回答したほか、「部屋の埃や配置が気になるようになった」と回答した人が9.1%になるなど、日常的に受けるストレスが増加している傾向が見られます。さらに、職場・学校が同一空間になったことで、これまで通勤や通学時に切り替えていた「ON」と「OFF」の切り替えが困難になったと回答した方も7.6%に上っています。

【コロナ禍で経験した生活変化(サンプル数:10,000)】
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また、在宅時間の長時間化により、夜更かしするようになった人が11.6%に増加し、起床時間が遅くなった人も9.6%と生活リズムに加えて、睡眠リズムも新型コロナウイルス感染拡大に伴い変化している現象も見られました。とくに、18歳以上(高校生を除く)の学生に関しては、生活リズムを管理する親の影響も及びづらいことから、「夜更かし」と「起床時間が遅くなった」が50%近くにのぼっているほか、体調面、メンタル面への影響も他の層に比べて高くなる傾向が見られています。

【コロナ禍で経験した生活変化(18歳以上の学生とその他の比較)】
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これまでのストレスに加え、4月から始まる新生活、新しい環境でのストレスも加わることが予想されており、ストレスを受けた身体を睡眠中に回復させることが重要と考えられるほか、崩れた睡眠リズムを戻すことも大切だと考えられます。

■ 睡眠時間中のハラスメントにさらされる女性
新型コロナウイルス感染拡大に伴うストレスの増加に加え、日常的な睡眠に「満足している人」と「不満足な人」1,000名を対象に睡眠中に受けるスリープ・ハラスメントについて集計を行いました。この集計において、「ベッドまたは、布団を家族やパートナーと共有していない人」は、睡眠中になんらかのハラスメントを受け、睡眠中に目を覚まさざるを得ない状況にあることも判明しました。これらの特徴として、男性に比べて、女性が睡眠中にハラスメントを受けているケースが高いこともわかりました。これは、女性が男性と比べて、子どもと一緒に寝ているケースも多く、子供やパートナーの起床や寝返りで目を覚ますことが多くあるようです。

※「必ず目を覚ます」:80~100%の確率で目を覚ます
※「時々目を覚ます」:50~80%未満
※「あまり目を覚まさない」:20~50%未満と定義

【睡眠中に受けているスリープハラスメントの男女比較(サンプル数:1,000)】
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■ 快適な睡眠環境を準備することが「睡眠の質」を高める
睡眠の質を高める方法として、「自分にあった枕を使うこと(64.2%)」、「快適なマットレスを使うこと(51.4%)」、「快適な敷布団を使うこと(36.8%)」、「快適な毛布・掛け布団を使うこと(44.2%)」と使用する寝具にこだわりを持つことで、快適な睡眠を取れると考えている人が多くいる傾向にありました。

【快適な睡眠」を実現するために必要と思われる要素(10,000サンプル)】
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また、睡眠前後の調光(32.6%)や寝室の温度調整(36.4%)など、寝具に加えて「寝るための準備」を行うことで睡眠の質を高める努力を行なっていることも明らかになりました。

寝具において、首や肩回りに負担をかけず、頭の部分は柔らかく、肩回りは硬めで、余分な熱や湿気を逃すことができる枕を選ぶことも重要だと考えられます。また、マットレスに関しても、日本人が好む固さのものを選ぶほか、理想的な寝姿勢を保てるマットレスを選択することも、睡眠の質を高める上で重要と考えられます。睡眠中にベッドをともにする人の寝起きや寝返りで目を覚ましてしまう人も多いことから、身体全体を面で支えるマットレスではなく、各部位を点で支えるマットレスを選ぶことで、寝起きや寝返りで目を覚ます回数を軽減できると考えられます。最後に、快適な睡眠環境を整えるために、寝室に入る前にエアコンなどで寝室の温度調整を行います。エアコンは風の影響を受けないようにするため、布団やベッドに入った際に停止します。また、寝室に間接照明を用いて、他の部屋と比べて暗く、落ち着つく環境を作ることで睡眠の質を高めることができると考えられます。

■ 「睡眠調査」概要
調査期間: 2021年3月4日(木)~3月5日(金)
調査方法: インターネット調査
調査対象: 男女・16歳(高校1年生)~69歳
サンプル数:10,000サンプル、1,000サンプルの2調査を実施
※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、【「コアラスリープジャパン」調べ】とご明記ください。

<<「世界睡眠デー」について>>
「世界睡眠デー」は、世界中の睡眠研究者によって組織された世界睡眠学会(WSS)が睡眠の啓発のために年に1回実施している記念日です。今年で14回目を迎える「世界睡眠デー」の開催日は3月19日(金)で、「Regular Sleep, Healthy Future(規則正しい睡眠、健康な未来)」をスローガンに睡眠啓発が世界各地で行われます。コアラスリープジャパンは、WSSの考えに賛同すると共に、「睡眠」の重要性を啓発し続けます。
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【コアラについて】
コアラは2015年にオーストラリアで創業され、2017年に日本へ上陸いたしました。マットレスの上でワイングラスを置いてジャンプする動画など、ユニークなコンテンツがSNS上で話題となりました。話題性だけではなく、DtoC(メーカー直販)のビジネスモデルを採用し、様々なコストを削減することに成功いたしました。同時に、日本人の好みや環境などを研究し尽くした製品開発で、高いコストパフォーマンスと優れた品質を兼ね備え、人気を博しています。
2019年12月にコアラピロー、2020年6月にコアラベッドフレームの販売を開始し、寝具ブランドとして順調に成長する傍ら、2020年5月にコアラソファ、2020年10月にはブランド名を「コアラ」に一新するとともにコアラソファベッドの販売を開始しました。『良質なものを身近に、手軽に、気持ちよく』をミッションとして、コアラマットレスを中心に、睡眠から日常の暮らしまで快適なライフスタイルを提供するブランドとして歩んでいます。

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