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Release 環境共生型LEDイルミネーション「TIDA」の提供について

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環境共生型LEDイルミネーション「TIDA」の提供について

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パレスホテルグループ「Zentis Osaka」にて12月25日まで展示

旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小堀 秀毅、以下「旭化成」)とトライポッド・デザイン株式会社(本社:東京都千代田区、CEO:中川 聰、以下「トライポッド・デザイン」)は、パレスホテルグループの宿泊主体型ホテルZentis Osaka(ゼンティス大阪)(所在地:大阪市北区堂島浜1-4-26、総支配人:安井淳)のホリデーシーズンのライトアップに、旭化成とトライポッド・デザインが共同で開発した環境共生型LEDイルミネーション「TIDA(ティーダ)」を提供しました。このライトアップはパレスホテルの「未来の電気エネルギーを使用したクリスマスツリー」企画の一環として行われ、あらゆる自然物を媒体として、集電材(電極)を介して微小な電気を収集する技術(以下、「超小集電技術」)がパレスホテル東京のクリスマスツリーのライトアップに続き商用環境で利用されるものです。展示は本年11月25日から12月25日の間行われます。

旭化成は、「『健康で快適な生活』と『環境との共生』の実現を通して、社会に新たな価値を提供する」ことをグループビジョンに掲げ、事業活動による環境負荷の軽減と、事業を通じた世の中の環境改善に取り組み、カーボンニュートラルでサステナブルな世界の実現に貢献していくことを目指しています。かねてより『環境との共生』の観点から、トライポッド・デザインが開発した超小集電技術の活用方法の探索と事業化の検討を共同で行ってまいりました。

今回提供する「TIDA」は、トライポッド・デザインの超小集電技術を根本技術として、小さな電気を小さなまま活用できる旭化成グループ独自の低消費デバイスを融合した共同開発製品のプロトタイプです。Zentis Osakaでは同じくパレスホテルグループのサステナビリティコンセプト「未来を、もてなす。」に基づき、持続型社会の形成に向けた企業活動の一環として、水の都・大阪にちなんだ、美しい都市型水系環境を象徴する表現として水を媒体とした超小集電による環境型照明「TIDA」を使って、旭化成とトライポッド・デザイン共同でZentis Osakaの庭園のライトアップとして実施することとなりました。

今後、両社は「TIDA」の早期事業化を見据えて本プロトタイプの改良を進めると同時に、協業を進化させながら超小集電技術の幅広い社会活用を目指して取り組みを進め、持続可能な社会への貢献と持続的な企業価値向上の実現を目指してまいります。

画像1:

2021年12月22日には、パレスホテル東京において環境型エネルギーの新しい産業基盤として期待される超小集電の応用技術や環境型照明「TIDA」などの展示会を併設した国際シンポジウム「OFF THE GRID」を開催致します。
URL:https://tripoddesign.com/20211222-symposium/

また、2022年2月14日には、超小集電技術を用いた環境共生型照明「TIDA」の市場投入を目指した製品・技術発表会を開催する予定です。

環境共生型LEDイルミネーション「TIDA」

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「TIDA」提供先・期間
場所:Zentis Osaka(ゼンティス大阪)住所:大阪市北区堂島浜 1-4-26
期間:2021年11月25日~12月25日(一部は2022年1月7日まで)

トライポッド・デザイン
トライポッド・デザインは1987年の創設以来、いち早くサステナブルデザインやユニバーサルデザインの考え方に着目し、人や自然を科学的に洞察する独自のデザインエンジニアリングの技術を探究して参りました。2016年以降、無電環境の中で活用できる独自の超小集電技術の開発に着手し、2021年には超小集電技術の社会実装を目指したオフグリッドデザインとテクノロジーの実験棟「空庵」を建造開設し、超小集電技術による新たな環境エネルギー領域の可能性開拓にあたっています。
WEB: https://tripoddesign.com/
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「空庵」超小集電の実験棟

「超小集電」とは
超小集電とは、あらゆる自然物を媒体として、集電材(電極)を介して、微小な電気を収集する技術を指します。超小集電は、天候や時間帯に左右されずに継続的に電力が得られることから、災害時や送電網から切り離された無電環境における生活照明やセンシング、情報通信など社会や暮らしを支援するエナジーハーベストの新領域技術として、様々な分野での産業化や世界的規模での市場開拓が期待されています。
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集電技術によるリーディングライト


株式会社パレスホテル サステナビリティコンセプト「未来を、もてなす。」
株式会社パレスホテルでは、企業としての提供価値や成長と社会の持続可能性とを掛け合わせ、ホスピタリティカンパニーとしてどのような取り組みができるかを考える一つの基準として、サステナビリティコンセプト「未来を、もてなす。」を策定しました。「人にやさしいおもてなし」、「社会とつながるおもてなし」、「自然と生きるおもてなし」を3つの柱とし、パレスホテルらしい自然環境や社会との調和の実現を考える指針としています。

Zentis Osaka(ゼンティス大阪)
パレスホテルが手掛ける宿泊主体型ホテルブランド。ブランドコンセプトは、「Encounters of a New Kind 感性が、深呼吸する場所。」名称の「Zentis」とは、究極を象徴する「Z」と、ラテン語で本質を表す「entis」、また日本語の「zento(前途)」、「en(縁)」から作られた造語。自らのライフスタイルの本質を極める人達が、暮らすように滞在を楽しみながら、前途を切り拓き、縁とめぐり合える場所になるという想いを込めました。インテリアデザインは、世界のラグジュアリーホテルのデザインを数多く手がける、タラ・バーナード氏率いる「タラ・バーナード&パートナーズ」が担当。大阪の中心で知的好奇心をくすぐるような体験を求める、洗練されたゲストをターゲットにした館内は、自然な素材や色を基調としたデザインです。
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