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Release TBSテレビが開発したAI音声認識技術を使った働き方改革ツール「もじこ」を吉積情報が販売開始

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TBSテレビが開発したAI音声認識技術を使った働き方改革ツール「もじこ」を吉積情報が販売開始

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TBSテレビが開発した文字起こしエディタ「もじこ」(以下、もじこ)を、吉積情報株式会社にライセンス提供し、一般企業への販売を開始しました。

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■音声認識による文字起こしエディタ「もじこ」とは
 「もじこ」とは、TBSテレビが開発したAI音声認識技術を使った「文字起こしエディタ」サービスです。テレビ・ラジオ業界では日々、多くの「文字起こし」が行われていますが、非常に手間のかかる作業であるため、番組制作の現場では大きな負担になっていました。そんな「文字起こし」作業を少しでも減らすために、TBSテレビでは「もじこ」の開発を行いました。
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 開発にあたり、どんなに技術が進歩しても音声認識率が100%ではないことに着目。取材した音声・動画ファイルなどの素材を、IT各社の最新のAI音声認識エンジンを活用して、素材長の実時間がかかることなく自動でテキスト化された後、正しく認識されていない文章を人間が即座に「修正・編集」ができるよう開発されました。

 もじこは「AI」音声認識エンジンの力と、「人」の力で、短時間かつ高精度な文字起こしを実現する画期的なエディタです。日本語のみならず、世界125以上の言語に対応しています。
 もじこは、「SaaS※」= Software as a Service として提供します。
※「SaaS」とはクラウド上で提供されるソフトウェアのことです。インターネットを経由してアクセスできるので、ユーザー側にソフトウェアをインストールする必要はありません。インターネット環境があればオフィスだけでなく、自宅や外出先からもアクセスが可能で、テレワーク、リモートワークなどでも活用できます。また機能のアップデートも随時自動で行われます。

■もじこの特徴
・文字起こしに特化したエディタサービス
 「もじこ」は、人力での文字起こしの労力を最小限に抑えるために開発されたエディタです。文字起こしの現場で発生する様々な課題に対応しています。素材ファイルは素早くシステムに取り込まれ、AI音声認識エンジンによって文字起こしされます。
 同時に、エディタでの人手による修正が可能で、長時間録音・録画されたファイルでも、全てがテキスト化されるのを待つことなく、テキスト化が終わった場所から聞きたい場所だけを繰り返し再生して修正することができ、短時間かつ高精度な文字起こしを実現しています。また、番組制作の現場での利用を前提に、タイムコードとの連携・サムネイル画像の表示・話者の設定・メモの挿入などの機能も搭載しており、どなたでも直感的に簡単に操作ができます。
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・選べる「AI」音声認識エンジン
 「もじこ」では、AI音声認識エンジンの選択が可能です。世界125以上の言語に対応して高い認識率を誇る Google Cloud Speech to Text API※ と、日本語の文字起こしに特化したAmiVoiceがご利用いただけます。
※ Google Cloud Speech-to-Text APIの詳細は公式ページをご参照ください。
https://cloud.google.com/speech-to-text/?hl=ja

・文字起こしにおける労働時間削減効果
TBSテレビでの利用実績をベースとした検証では、通常人力のみの文字起こしには、素材長の約6~10倍の時間がかかるところ、もじこを利用することで素材長の約3倍程度と、約半分以下に抑えることが可能になっています

「もじこ」サービス紹介サイト:https://mojiko.ai

■もじこの受賞歴
・2019年日本民間放送連盟賞 技術部門「優秀賞」
・第47回(2019年度)映像情報メディア学会 現場運用部門「進歩開発賞」
・第73回(2019年度)日本映画テレビ技術協会「技術開発賞」
・特許第6543755号
・商標登録第6161014号

■セミナーのご案内
 もじこの販売開始にあたり、セミナーの実施を予定しております。詳細はこちらにてご確認ください。
 https://mojiko.ai/news/85

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