いちいち配達の有無を確認しに行くのが面倒、と思っている人にはうってつけだ。米国ジョージア州拠点のスタートアップ「Simple Elements LLC」が開発したのだが、一戸建てが多く、しかも家と郵便受けが離れていることも少なくない米国の住宅事情を反映したものともいえる。
Mr.PostmanはWi-Fiに対応し、郵便受けの上部にはソーラーパネルがついていて、太陽光で動くようになっている。内蔵されているセンサーが手紙やパッケージの配達を感知すると、端末の専用アプリに手紙をくわえた犬が登場して通知してくれるという仕組みだ。家族が先に郵便を取ったときなどは「郵便物が回収されたました」のお知らせも届き、郵便受けが壊される事態にはアラート通知してくれる。
郵便受けの鍵はスマホでコントロールできる。なので、留守にする場合でも、1回限り有効の解錠コードをメールやテキストで伝えてご近所や友達に郵便物の回収を依頼することもできる。
Mr Postmanの大きさはパッケージ郵便も入るよう、幅25センチ、高さ22センチ、奥行き52センチとなっている。展開している資金調達サイト「Kickstarter」でのキャンペーンでは現在200ドルで入手できる。
Mr.Postman/Kickstarter