それが月額9.95ドル(約1000円)を支払うことで無限に本を読むことができるOysterというサービス。ベストセラーや新着を含む10万を超えるタイトルを読むことができる。
加えて2つの大きな特徴があり、1つは、モバイル端末からも利用しやすいという点。iPadやiPhone、iPod touchから利用できるが、デザインや機能がモバイル端末での利用に最適化されている。機能を必要最低限に絞り、シンプルな仕様のため隙き間時間を用いて気軽に読書をしたい人にもかなり使いやすくなっている。
もう1つは新しい本との出会いを提供してくれる点。主な機能としては、過去に自分が読んだ本のデータを踏まえたレコメンド機能、自分の友人が読んでいる本を知ることができる機能、運営チームが手動で本をピックアップして紹介してくれる機能などがあげられる。自分が知らなかった新しい本との出会いを提供してくれるという点も注目ポイントである。
先日資金調達を済ませてさらなる成長を目指すOyster。当面の課題はより多くの、特にメジャーな出版社と協力関係を築き、ユーザーにとって魅力的なコンテンツを増やせるかどうかということになりそうだ。
Oyster