もともとMac向けのスクリーンショットツール「LittleSnapper」としてローンチされ、新たに「Ember」として昨夏リスタートしたツールで、ドラッグアンドドロップの手法を採用。ローカルコンピュータの画像だけでなく、web上の画像にも対応しており、画像をつかんで、「Ember」のフォトライブラリーに落とし込むだけで、感覚的に画像を保存できる。
「Ember」からこのほどiOS向けアプリがローンチされた。Macアプリ版は49ドルだが、iOSアプリ版は基本無料で利用できる。ただし、将来的にはアプリ内で購入できる追加機能の実装も検討しているという。
このiOSアプリ版は無料だが、もちろん機能も充実。撮影した写真やスクリーンショットの画像、これまでに保存してあった既存の画像の管理がおこなえる。これらの画像はiTunesのプレイリストにように、“Smart Collections”の機能によってタグ付けが可能で、後に画像を見つけ出しやすいようになっている。screen、web、photo、tablet、phoneなどのソース別や、あるいはcolorsといった色で区分けでき、不要なカテゴリは隠しておくこともできる。
またiCloudを活用することで、iPhoneとiPadなど異なるiOS間で画像データを同期させることもでき、1度「Ember」に保存された画像は、AirDropを通じてFacebookやTwitterでシェアすることも容易だ。
感覚的な手法で、画像の整理、管理ができる「Ember」は、モバイル版を無料で利用できる点も魅力の1つだろう。
Ember