Snooperscopeは円筒状で直径4.2センチ、長さ7.5サンチ、重さ80グラム。レンズの反対側に強力なマグネットがあり、スマホやタブレット端末の背面にぴったりとつくようになっている。スマホだけでなく、磁石がくっつくものであればレンズは何にでも取り付け可能で、三脚などでの利用もできる。
レンズは専用アプリ(iOSとAndroidに対応)をダウンロードした端末と連動するようになっている。レンズがとらえた映像はワイヤレスでアプリに送信され、スクリーンで映像をみながら録画などの操作を行うことができる。
開発した英国拠点のスタートアップによると、日常の夜間撮影だけでなく、ホームセキュリティや暗闇での動植物観察などにも活用できるという。レンズには充電式リチウムのバッテリーが内蔵されていて、駆動時間は約3−4時間となっている。
持ち運びが簡単で、撮影の幅を広げてくれるという便利なレンズだが、ただしひとつ注意することがある。それは、赤外線撮影なので被写体のサングラス部分やマーカーで塗りつぶした文字などでも透けて見えるということ。つまり、プライバシーなどに配慮した撮影マナーが求められそうだ。
Snooperscope