iPhone 7からiPhone Xs Maxまでのモデルで撮影されていて、スマートHDRや被写界深度、ダイナミックレンジなどiPhoneのカメラ機能がフル活用された作品が揃っている。
・世界中から応募
トータルの応募数は明らかになっていないが、世界中から寄せられた作品の中から優秀な10作品を発表した。受賞者の出身国はシンガポール、ドイツ、ベラルーシ、イスラエル、米国とグローバルなコンテストだったことがうかがえる。発表文の中で一番目に紹介されているのが米国在住のAlex JiangさんがiPhone Xs Maxで撮った作品。鮮やかな色をしたアパートと、その前にあるバスケットボールのボードの写真だ。審査員の1人は「美しい色に満たされ、構図に物語性を感じさせる」とコメントしている。
・ディテールを表現
とにかくダイナミックレンジがうまく出ているのがドイツのRobert GlaserさんがiPhone 7で撮った作品だろう。牧草地と空が広がる何気ない風景写真だが、審査員は「隅々までディテールが表現されている」と絶賛している。写真の場合、撮影する人のセンスも問われる。10作品の中でも構図でひときわユニークさを放ったのが、シンガポールのDarren SohさんがiPhone Xs Maxで撮った作品。建物が水たまりに映っている写真だが、リフレクションが超現実的に表現されている。
その他の写真もそれぞれにカメラ性能をフル活用しつつ芸術性をキラリと光らせているものばかり。一覧は下記のリンクから閲覧できる。
入賞作品は今後、Appleの屋外広告などに使われることになっている。
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