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Marketing NFC対応のビールディスペンサー「Robokeg」、“飲み物提供”、“請求処理”を自動化

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NFC対応のビールディスペンサー「Robokeg」、“飲み物提供”、“請求処理”を自動化

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Robokegいよいよ学生たちは夏休みに入り、楽しみにしていた長い休みがやって来た。夏はイベントが目白押しだが、どこに行っても混雑していて、飲み物1つ買うのに、長い行列に並ぶ羽目になることもある。イベントに付き物のこの“行列”を解消するかもしれないツールが、ロボットのビールディスペンサー「Robokeg」である。

これには、NFC(Near Field Communication)のテクノロジーが用いられていて、近距離通信が可能になっている。「Robokeg」は、NFCに対応している専用のリストバンドと組み合わせて使用する。ユーザーはまず、自身の年齢を証明し、クレジットカードのナンバーを入力する必要がある。それら入力されたデータは、NFCリストバンド内にアップされる。「Robokeg」には内蔵のコンピューターが搭載されており、“その日の天気”や“イベントの種類”などに応じて、コンピューターが自動的に判断し、ユーザーにおすすめの飲み物を提案、提供してくれる。もちろん、ユーザーが自分で好きなドリンクを選ぶことも可能だ。

オーダーが決定したら、ユーザーはリストバンドをNFCリーダーにかざす。すると、NFCの通信を経由してデータを参照し、自動的にクレジットカードから引き落とし処理がおこなわれ、飲み物を注ぎ始めるという仕組み。請求内容は、SMS(ショートメッセージサービス)を通じて、ユーザーに知らされる。また、この注文内容はユーザーのTwitterアカウントを利用して、何を注文したのか、いくらしたのかを友人たちとシェアすることも可能だ。

この“ドリンクサービスの自動化システム”は、コンサートやフェスティバル、見本市などのイベント主催者たちに向けたもので、スムーズな飲み物提供や会計処理を実現することで、イベント時に発生しがちな行列を解消する手助けとなってくれそうだ。

Robokeg

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