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車のフロントガラスに情報を表示!ポータブルなカーナビシステム「HUD」が登場

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HUDドライバーにとって、道中に欠かせないお供であるカーナビゲーション。便利な機能を搭載したさまざまな機種が登場しているが、Garminからローンチされた「Head-Up Display(HUD)」は、また一味違ったユニークな特徴をもっているようだ。Garminは衛星測位システムの技術をもつ企業で、その技術を活用したカーナビゲーションが「HUD」である。

ポータブルな「HUD」は、車のフロントガラスに設置された透明なフィルム、または反射レンズ上に、カーナビ情報を表示するというもので、まるでSFの世界の再現のようだ。次に曲がる方向とそこまでの距離、現在のスピード、制限速度、目的地到着予定時刻といった、一般的なカーナビ情報のほか、どのレーンを走行するのが最適か知らせてくれたり、交通遅延の可能性や、次に登場する安全監視カメラの位置などを教えてくれる機能を有している。

Bluetoothを通じて、iPhone、Android、Windows Phone 8などのスマートフォンに接続され、Garminの「StreetPilot1」または「NAVIGON」アプリが起動することで、「HUD」は ナビゲーション情報を受信。スマートフォンのスピーカー、またはBluetooth接続された車のステレオシステムから、視覚的な情報に加え、音声案内が随時提示されるという仕組みになっている。

「HUD」は現在のところ、 Audiの一部の車に搭載されているのみだが、今後はいろいろな車のオプション搭載として展開される見込みで、価格は129.99ドルを予定している。「HUD」を導入することで、ドライバーが運転中に視線を置いている前方の視界の中に、直接運行情報が示されるようになり、これまでのように、カーナビの専用モニターに視線を取られることなく運転を続けることができ、運転の安全性も高まるかもしれない。

Garmin Head-Up Display(HUD)

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