Postmatesはこれまでサンフランシスコとシアトルで事業展開しており、需要が見込めるニューヨーク市にも広げた。現在はマンハッタンの一部に限定しているが、数週間以内にエリアを拡大する。これまでのところ先行2都市でのデリバリー取扱量は毎月20%増の伸びを示すなど好調で、今後は2カ月ごとに1都市ずつ拡大していく方針。次はボストンかワシントンD.C.が候補に上がっているようだ。
Postmatesのアプリでは、「nearby」タブに現在地周辺の店が表示されるほか、キーワードで店や商品検索もできる。配達可能なアイテムは約2万点。その中から目当てのものを選ぶと、商品代金や配達料などの見積もりが表示される。デリバリー代は最低5ドルからで、所要時間や距離などを元に算出される。注文を確定すると、誰が届けてくれるか案内が届き、デリバリー状況はアプリ内のマップでリアルタイムに把握することができる。
顧客の利便性を高めようと、Amazonはニューヨークで同日配達サービスを、eBayは1時間以内の配達サービス「eBay Now」を展開するなど、即配は主流サービスとなりつつあるようだ。
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