• Facebook
  • Twitter
  • Google+
  • CLOSE

【Interview】民泊でお土産が買える!日本初の民泊向け無人物販サービス「Air Buy&Check」に大接近

airbuy_1今や世界各国で、当たり前のように展開されている民泊。読者の中にも、利用した人がすでにいるかもしれない。

そのとき、気付かなかっただろうか。冷蔵庫や戸棚といった備え付けの備品の中に、何もないことを。お土産やアメニティが購入できないことを。一般のホテルや旅館に泊れば、当たり前のようにあるものが民泊になると、どうしても欠けてしまう。サービスの性質上、仕方のないことかもしれないが、ここを充実させれば、顧客満足度はさらに向上するに違いない。

今回登場するのは、そんな従来の民泊で欠落していた部分を補うために生まれたサービス。日本初の民泊向け無人物販サービス、「Air Buy&Check」だ。

5月19日に、iPhoneアプリがリリースされたばかり。開発を手がけたチャプターエイト社、代表取締役社長の高野 勇斗(たかの はやと)氏に、早速詳しい話を聞いた。

・民泊ホストがスマホを通じて商品やサービスを提供

Q1:まずは、このようなサービスを提供するに至ったきっかけからお聞かせください。

airbuy_2代表である私が、海外(インドネシアに4年駐在)のいろいろな国に、(外国人の立場で)出張したときのことです。泊まったホテルの冷蔵庫にはあったのに、(2014年7月帰国後に)民泊を利用した際は、その中に何も入っていなかったところから、着想を得ました。

「世界中の民泊の冷蔵庫の中に何もなくて、何も冷やされていないじゃないか。電気代がもったいないじゃないか(笑)」というのが話の趣旨です。そこで、無人空間での商品の売買を、スマートフォンだけで行うサービスを思いつき、開発に着手しました。

Q2:「Air Buy&Check」とは、どんなサービスなのでしょうか。仕組みや特長など、詳細について改めて教えてください。

airbuy_3民泊ホストをはじめとする宿泊施設運営者が、スマートフォンアプリを使って、商品やサービスを宿泊者に提供できるというサービスです。商品やサービスを登録し、値段や在庫を決めて、物件ごとに生成されたURLを宿泊者に送信するか、QRコード付きの専用チラシを物件内に設置し、宿泊者がそのリンクから決済するという仕組みです。

収納代行は、私たちが行います。これにより宿泊者が外国人でかつ、日本円を持っていなくても決済できますし、ホストがいちいち物件に出向き、集金する必要もありません。

・物販に限らず多彩なサービスを展開する予定

Q3:サービス構築にあたって最も苦労したのは、どのようなところでしょうか。

airbuy_4やはり、一番最初ですね。サービスの構想から開発に着手するまで、3か月かかりました。民泊業界も門外漢であったことと、似たようなサービスがなかったためです。

着想から数週間後に、大田区のビジネスプランコンテストで特区民泊部門というのが新設され、それに応募したところ最優秀賞を受賞し、そこから開発の弾みがつきました。

Q4:今後の展開について、教えてください。

airbuy_5このサービスを、さまざまなタイプの宿泊運営者(民泊ホスト、ゲストハウス、ホステル、ホテル運営者)に、対応できるように致します。現在は物販アプリのみのリリースなので、今後はセルフチェックイン機能からスタートし、空港からの送迎サービス、レストラン予約、商品配送、観光ガイドなどを付加していきます。

サービスのオペレーションは私たちが行うため、宿泊施設者の手を煩わせることはりません。また、決済された額から一定の金額を、宿泊施設者に還元致します。さらに、宿泊施設者向けに予約管理、部屋割り、収益管理、清掃管理も、他の企業と連携して提供する予定です。

事前予約がすでに、1000件突破したという「Air Buy&Check」。サービスの幅が広がれば、利用者はますます増えることだろう。今後の展開が楽しみだ。(取材・文 乾 雅美)

Air Buy&Check

注目の記事